ライトヘビー級。ムルザカノフ14位、メニフィールド15位。
ロシアのムルザカノフはUFCデビューから3連勝でランキング入り。しかし昨年9月・12月の試合が流れたため、1年4ヶ月ぶりの試合となる。キャリア13戦全勝で、うち9つのKO勝利があるストライカー。前戦は元GLORYでタイトルにも挑戦したダスティン・ジャコビーからダウンを奪って判定勝ちしたが、終盤スタミナ切れしてテイクダウンを奪われピンチに陥る場面もあった。35歳。
メニフィールドはUFC8勝4敗。重いパンチが武器で、こちらもダスティン・ジャコビーからパンチでダウンを奪って判定勝ちしている。しかし前戦はノーランカーのカーロス・アルバーグに、ゴングと同時に奇襲のラッシュをしかけたところで、逆にパンチをもらいダウンしてわずか12秒でKO負け。連勝がストップしている。バックボーンはアメフト。36歳。
サウスポーのムルザカノフにオーソのメニフィールド。ジャブで牽制するムルザカノフ。メニフィールドはなかなか間合いに入れない。左を打ち込んだムルザカノフ。ヒザ。さらに左をヒット。ケージまで下がったメニフィールドに追い打ちのパンチ。組み付いてくるメニフィールドを引き剥がす。打撃で出るメニフィールド。四つに組んだムルザカノフがケージに押し込む。ダブルアンダーフック。引き剥がしたムルザカノフ。パンチからテンカオ。メニフィールドパンチで出る。組み止めたムルザカノフがケージに押し込んだが離れた。左をヒット。さらに右フック。アッパー。出ていくメニフィールドだが手が出ていない。左フックを入れるムルザカノフ。メニフィールドパンチ右ハイ。やや浅い。ホーン。
1Rムルザカノフ。
2R。詰めるメニフィールドにジャブ・ヒザを打ち込むムルザカノフ。左アッパー。左フック。右フック。それでも出ていくメニフィールドだが、けっこうもらっている。ムルザカノフ飛び膝。メニフィールド打たれ強いが、組んできたムルザカノフ。両脇を差したメニフィールドが入れ替えてケージに押し込む。ムルザカノフが大外刈りを狙ったが、こらえて離れたメニフィールド。詰めるメニフィールドに左フック。さらにアッパー。効いた!追い打ちのパンチで後方にダウン!パウンドを入れたところでレフェリーストップ!
これでMMAデビューから14連勝・UFC4連勝。
メニフィールドも打たれながらも前に出ていたが、さすがにダメージの蓄積が大きかった。