UFC305:第7試合・ジュニア・タファ vs. ヴァルター・ウォーカー

ヘビー級。弟対決。

ジャスティン・タファの弟ジュニア・タファ。RIZINでスダリオにKO勝ち後にUFCと契約したが、UFCでは1勝2敗と負け越し。UFCデビュー戦のモハメド・ウスマン戦ではテイクダウンされるとグラウンドでの攻めがさっぱりであることを露呈。前戦は今年2月に兄が計量当日の体調不良で欠場したところで、セコンドで来ていた弟が急遽代役出場し、ランカーのマルコス・ホジェリオ・デ・リマと対戦。試合に穴を開けない意識はすばらしかったものの、もともとランカーと対戦するほどの実力はなく、カーフキックで足を破壊され2RKO負け。27歳。

ライトヘビー級ランカー・ジョニー・ウォーカーの弟ヴァルターは今年4月にUFCデビュー。無敗でのUFCデビュー戦だったが、UFC0勝3敗のルーカス・プジェスキー相手に打撃で押される展開で、3Rにタックルからテイクダウンしてチャンスを作ったものの、フィニッシュできずに判定負けでMMAに初黒星。前回の内容を見る限り、兄のコネで契約できただけで、UFCで戦えるレベルにあるようには見えなかった。26歳。

打撃でプレスするタファ。ケージを背負うウォオーカーにパンチを打ち込む。打たれたウォーカーだが得意のタックル。テイクダウン。バックを取るが、ケージ際まで移動して立ったタファ。バッククリンチからなおもテイクダウンを狙うウォーカー。テイクダウンして上になる。ケージを使って立とうとするタファだが、寝かせたウォーカー。押さえ込みながら単発のパウンド。ちょっと手数が少ない。残りわずかでまさかの足関に行くウォーカー。外ヒール。タップ?レフェリー止めた。

抗議していないタファ、タップしたということか?しかし終了後にウォーカーに近づいて叩く。

リプレイで見ると、タップはしていないが叫び声を上げているので、これは止められても仕方ない。

ウォーカー、テイクダウンしても攻撃が少なすぎるのはいただけなかったが、終了間際のリスクが少ない状況での足関はクレバーだった。終了間際に仕掛けて本当に極めるのは珍しいが。

ウォーカーは全く悪くないのに試合後叩きに行ったタファにはペナルティを下すべき。

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