▼RIZINバンタム級（61.0kg）5分3R
元谷友貴（アメリカン・トップチーム）
太田 忍（THE BLACKBELT JAPAN）
2年前に対戦し元谷が勝った試合の再戦。当時は元谷がキャリアの違いを見せて勝利。その後、バンタム級王座決定トーナメントに出場するも朝倉海にKO負け。DEEPに凱旋しCOROに完勝したが、昨年末には元UFCヴィンス・モラレスに判定負け。今年5月にはDEEPバンタム級王座決定戦で福田と対戦予定だったが、福田の欠場によりワンマッチで対戦した平松翔にパンチを効かされKO寸前まで追い込まれたところからの逆転勝ち。
太田は昨年10月に井上直樹と対戦予定だったが、欠場した井上に代わり急遽RIZINに参戦した佐藤将光にスプリット判定負け。その後、MMAデビュー戦の芦澤、バンタム級転向初戦の牛久に勝利。Bellatorではフランシスコ・ヌッツィと対戦予定だったがヌッツィの欠場により、階級下の相手との対戦となり完勝。
RIZIN2連敗中の元谷にリベンジを狙う太田の試合。元谷は負けた朝倉・モラレスがともに他団体出場となり、RIZINでのランクは変わらないものの、3連敗だとタイトル戦線に戻るのは難しくなる。
▼RIZINバンタム級（61.0kg）5分3R
牛久絢太郎（アメリカン・トップチーム/K-Clann）
佐藤将光（坂口道場一族/FightBase都立大）
バンタム級転向初戦で太田に敗れた牛久と、井上直樹に敗れた将光の対戦。これも負けた方がタイトル戦線からは大きく外れることになるサバイバルマッチ。
▼RIZINバンタム級（61.0kg）5分3R
金太郎（アメリカン・トップチーム）
秋元強真（JAPAN TOP TEAM）
金太郎は井上・元谷・堀口・石司に4連敗し、RIZINレギュラー枠からは外れる。その後ATTに移籍し、3月のLANDMARKでは地元枠でダイキ・ライトイヤーと対戦したが、修斗でも3連敗・2連続KO負け中だったダイキにダウンは取ったもののフィニッシュできず。
JTT所属の18歳秋元はDEEPの前座戦線で3連続1RKO勝ち。3月に鹿志村との対戦が組まれていたが、鹿志村が大麻取締法違反で逮捕され中止に。5月の格闘代理戦争のワンマッチで、過去最強の相手であるアラン・ヒロ・ヤマニハ戦が組まれたが、2RでKO勝ち。
金太郎はダイキ戦の判定勝ちのみではRIZINレギュラー枠に戻れるほどの実績ではなく、新規参戦の秋元との入れ替え戦的なマッチメイク。
矢地はグスタボのリマッチで敗れた後、（途中巌流島での木村ジューサーミノルにKOされる試合を挟みつつ）RIZINでは勝って当然の相手に3連勝。RIZINだとちょうどいい相手がいない状況で、今年5月にBellatorに出場したものの、ライト級GP一回戦負けのマンスール・ベルナウイにダースチョークで一本負け。
宇佐美は昨年4月にギョンピョに1Rチョークで完敗し、MMAファイターとしての完成度がまだまだであることを露呈した後、（途中安保にキックルールで判定負けした試合を挟みつつ）、今年6月のRIZINでは、実質セミリタイア状態の徳留に1RKO勝ち。
さすがに実績に差がありすぎるし、矢地は今回も勝たなければいけない試合。
▼RIZINフェザー級（66.0kg）5分3R
カルシャガ・ダウトベック（カザフスタン/TIGER MUAY THAI/LEGION）
木下カラテ（和術慧舟會HEARTS）
1月にTOP BRIGHTSで松嶋に、6月のRIZINで関に1RKO勝ちしたダウトベックが再登場。しかし相手が格下の木下。もうちょっと上のランクの相手と組んで欲しかったが、相手の選手としては美味しくないのに強いし、一番やりたくない選手だろう。
▼RIZINフライ級（57.0kg）5分3R
新井 丈（和術慧舟會HEARTS）
エンカジムーロ・ズールー（南アフリカ/CIT Performance Institute）
大晦日にヒロヤにKO負けした新井が再登場。その後、ヒロヤが「負けたら引退」の所にKO負けしてしまったことで、RIZINでの序列はさらに下降してしまった。
相手はEFCフライ級王者で、8年前のTUF24に出場し、一回戦で扇久保にチョークで敗れたズールー。すでに35歳のため、これからUFCに出場できる可能性は低く、RIZIN参戦を選んだ。TUF後は王座から陥落したり再獲得したり、階級を上げたバンタム級の王座に挑戦したりしつつ、現在はバンタム級王座を獲得後、フライ級王座も獲得。新井とは2階級同時王者対決となる。
