フェザー級トーナメント準決勝。
シエ・ビンは2年連続の出場。昨年は一回戦で優勝したイ・ジョンヨンにガードからの腕十字で秒殺されて敗退。今年の一回戦は代役で同じく昨年一回戦負けのイーブーゲラとの中国人対決となり、距離を取って打撃を入れていって30-27×3での判定勝ち。26歳。
河名の一回戦は韓国のソン・ヨンジェで、1Rは組みでコントロールし、2Rも組んでいったが消耗して打撃をもらう展開に。しかしより消耗していたヨンジェを3Rバックからパウンドを打ち込み続け、三者10-8を入れる内容で判定勝ちした。29歳。
詰める河名にミドルを入れたシエ・ビン。右フックをヒットさせた河名。右オーバーハンドから返しの左がヒットしシエ・ビンダウン!すかさずバックに回る河名。パンチを入れる。立とうとするシエ・ビンからバッククリンチ。ヒザ。クラッチを切ろうとしたシエ・ビンを後に倒し鉄槌。立って離れた。河名パンチで出るがやや雑になっている。シエ・ビンもパンチを返す。河名ちょっと落ち着いた。残り2分。また飛び込んで右を入れる河名だが、シエ・ビンも下がりながらパンチを合わせていく。ミドルから右を入れるシエ・ビン。追っていく河名だがそこに右をもらう。効いた!前のめりにダウン!さらに河名の立ち際に右を打ち込むとクリーンヒットし河名仰向けにダウンしKO!
最初のダウン奪取で雑になったのか、徐々にカウンターを合わされるようになってきて、最後は飛び込みに右を合わせられ逆転KO負け。フィニッシュを狙う姿勢は必要だったかもしれないが、行き過ぎてしまった。Road to UFC3年目にして、初の日本人決勝進出ゼロ。