Road to UFCシーズン3 Episode5:第5試合・中西透暉鷹 vs. バーエゴン・ジェライスー

バンタム級トーナメント準決勝。

バンタム級キング・オブ・パンクラシスト中西。フェザー級でタイトルを獲得後、バンタムに落とし、中島太一の返上した王座をNEXUS王者河村と争い、1R肩固めで一本勝ちして二階級制覇を達成した。トーナメント一回戦は韓国のキム・キュサンに対し、テイクダウンからのポジションキープで判定勝ち。フィジカルの強さが武器。28歳。

ジェライスーは昨年の一回戦で上久保と対戦。上久保のタックルに対し前半はケージでこらえて打撃を入れる展開で苦しめたが、後半は消耗してテイクダウンを奪われる展開となり、スプリット判定負け。今年の一回戦は同じ中国のリー・ユンフェンとの対戦で、2Rにテイクダウンからのチョークで一本勝ちした。17勝5敗の28歳。

ジェライスーのパンチがヒットしよろけた透暉鷹。すぐ組みに行くジェライスー。ダブルレッグ。倒された透暉鷹。ケージを背負いながら寝かされないようにしているが、足を引かれてバックを取られる。が、反転して上を取った透暉鷹。ハーフ。左のパウンドを入れる。パスを狙うがガードに戻したジェライスー。ケージ員頭を押し込む。向きを変えるジェライスーだが透暉鷹上からパウンド。亀になったジェライスーをがぶってアナコンダ。回転しようとするが、ジェライスーがこらえると解除しバックに回る。両足フックしバックマウント。チョークを狙う。おたつロック。ジェライスー動けない。首に腕を回すが外すジェライスー。ホーン。

1R序盤効かされたパンチはあったが、上を取り返してからは一方的に攻め続けた透暉鷹のラウンド。

2R。カーフを蹴る透暉鷹。ワンツー。タックルのフェイントから左右のパンチを打ち込む。ジェライスーはジャブを入れる。透暉鷹飛び込んでワンツー。また飛び込むと今度はタックル。反応できず倒されたジェライスー。起き上がろうとするジェライスーのバックに回ろうとしたが、ジェライスー受け止めて立つ。ケージに押し込むジェライスー。膝を入れるがローブローでブレイク。再開。カーフを蹴るジェライスー。右をもらった透暉鷹。組んで凌ごうとするが、ジェライスーがケージに押し込む。肩パンチ。投げを狙うがこらえたジェライスー。なおも押し込みながら肩パンチ。入れ替えようとする透暉鷹だが入れ替えさせない。肘。残り1分。押し込みながら打撃を入れるジェライスー。肩パンチから左を入れたジェライスー。離れたがすぐ組んで押し込むジェライスー。ホーン。

2Rジェライスー。ケージに押し込まれると、ローブローのブレイク以外逃れられなかった透暉鷹。

3R。パンチで出るときたか。タックル。しかしジェライスーが脇を差して受け止めるとケージに押し込む。右肘を入れて離れたジェライスー。透暉鷹タックル。しかしがぶられれた。外したい透暉鷹だがジェライスーギロチン。透暉鷹潜って返そうとするが上をキープするジェライスー。透暉鷹ラバーガード。ジェライスーはボディロックパス狙い。時間がなくなっていく。レフェリーブレイク。残り1分。パンチ・膝で出た透暉鷹だがジェライスーのタックルで倒された。透暉鷹亀から立つが、立ち際に投げたジェライスー。残り5秒で反転した透暉鷹。タイムアップ。

三者29-28でジェライスーが決勝進出。透暉鷹敗れる。

1Rはグラウンドで上を取り返してからは一方的に攻めた透暉鷹だが、2Rケージに押し込まれて削られると逃げられず。3Rも離れ際からタックルに入ったが切られて下になるとすぐにリカバリーできなかった。打撃戦でジェライスーの重いパンチに圧されたのが響いた。

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