ミドル級5分5R。キャノニア5位、ボハーリョ12位。
キャノニアはヘビー→ライトヘビー→ミドルと階級を落としてきたが、倒せる打撃の重さは健在。ミドルでは6戦でウィテカーに敗れたのみで5勝1敗とし、2022年にアデサニヤのタイトルに挑戦したが判定負け。その後、ストリックランドとヴェットーリに勝ち、タイトル再挑戦の目も見えてきたが、前戦でナッソーディン・イマボフの打撃をもらってふらついたところで止められKO負け。年齢的にもタイトル再挑戦が大きく遠のいた。40歳。
ボハーリョはUFCデビューから5連勝でランキング入りし、前戦で初めてランカーと対戦。相手は下攻めファイターのポール・グレイグで、グラップラーのボハーリョだが打撃で勝負してのKO勝ちで6連勝とした。しかしメインの武器はテイクダウンからのコントロール。
コンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約すると、デビュー戦からいきなりセミという扱い。しかし6連勝しているものの、UFCデビューから3戦はコントロールしての判定勝ちで、あまり期待された派手な勝ち方は見せていない。31歳。
ジャブを入れるボハーリョ。ローで牽制するキャノニア。ボハーリョの前に出した手がアイポークになる。再開。ボハーリョ左ハイ。詰めていくキャノニア。右を一発入れる。ボハーリョカーフキック。足が流れたキャノニアがやや下がり気味。またカーフ。大きくバランスを崩すキャノニア。またパンチで出るキャノニアに左ハイ。詰めてきたキャノニア。ケージまで下がったボハーリョに右のダブルをヒット。ボハーリョも出るとジャブ。カーフキック。プレスするキャノニア。左右のパンチを打ち込むがボハーリョブロック。ホーン。
1R手数は互角だが、カーフで大きくバランスを崩した印象でボハーリョのラウンドか。
2R。キャノニア詰めてきた。また右の連打。打ち終わると下る。今度はボハーリョがジャブを入れる。内終わるとまた出るキャノニア。ケージを背負う。左右のパンチからヒザ。ボハーリョ飛び膝。ジャブを入れたがワンツーを返すキャオニア。キャノニアのワンツーがヒット。ボハーリョぐらついたが効いたか?行かないキャオニア。ジャブを入れるボハーリョにキャノニアワンツー。パンチのプレッシャーで下がらせるキャノニア。しかし内終わるとまた下がる。ボハーリョが出てジャブ・テンカオ。またカーフを蹴るボハーリョ。詰めてくるボハーリョにパンチを返す屋のニア。ミドル。さらに飛び込んでワンツー。ホーン。
2Rキャノニア。
3R。パンチで出たキャノニアだが、ボハーリョのカウンターの右がヒット。カーフを蹴るボハーリョ。キャノニア出てきた。ケージ際まで下がったボハーリョ。キャオニアが右で飛び込むがかわしたボハーリョ。逆にプレスするボハーリョ。ジャブ。右フックを引っ掛けるボハーリョ。前蹴り。ボハーリョワンツーがヒット。さらにヒザ。徐々に押し始めたボハーリョ。キャノニアも返すがワンツーをもらいぐらついたキャノニア。追って行くボハーリョ。ケージ際をサークリングして逃れようとするキャノニア。仕留めに行くボハーリョだがキャノニアがパンチを出して凌ぐ。ホーン。
3Rボハーリョ。
4R。また詰めるボハーリョだが、キャノニアはパンチを放ち詰めさせない。ボハーリョのヒザに右を合わせるキャノニア。左右のパンチ。ボハーリョまたカーフ。圧を掛ける。ボハーリョの連打がヒット。だがキャノニアもパンチを返してペースを握らせない。右目の下から出血しているボハーリョ。キャノニアのワンツーの打ち終わりにワンツーを返すボハーリョ。ジャブを入れるとマウスピースを吐き出したキャノニア。自分でキャッチしてはめ直す。ホーン。
4R手数でボハーリョか。
5R。前に出てきたボハーリョ。ジャブをつく。サークリングするキャノニア。キャノニアの打ち終わりに左右のパンチを入れる。カーフ。キャノニアがワンツーを打ち込むが、打ち終わりに常に返していくボハーリョ。キャノニア追い足が無くなってきて、パンチの空振りが多い。またマウスピースを吐き出すキャノニア。打ち終わりに返していくボハーリョ。ワンツー。動きが止まったキャノニアにさらにワンツーを打ち込むとキャノニアゆっくりダウン!ボハーリョハーフからパウンド連打。サイドに出てヒジを連打する。ボハーリョ肩固め。逆サイドに出たら極まりそうだがスペースがない。体を起こしたキャノニア。立ったところでタイムアップ。
ダウンでそのままKOかと思われたが、キャノニアが意地で最後までしのぎきった。
49-45×2、48-46の3-0でボハーリョが7連勝。トップ5ランカーを下してタイトル挑戦が見えてきた。