UFC251:第8試合・ヴォルカン・オーズデミア vs. イリー・プロハースカ

ライトヘビー級。オーズデミアはランキング7位。RIZINライトヘビー級王者プロハースカはUFCデビュー戦。本来は8月のダブリン大会で組まれていたカードだったが、新型コロナウイルスの影響で大会中止となり、繰り上がって実現となった。

スイス在住で元キックボクサーのオーズデミアはUFC3連勝でタイトル挑戦→3連敗→2連勝中。負けた相手はタイトル戦のコーミエと、後にタイトル挑戦したアンソニー・スミス、ドミニク・レイエス。前回はUFCデビューから4連勝中だったアレクサンダル・ラッキチに対し、メディアのジャッジがすべてラキッチを支持する微妙な内容ながら、後半失速気味のラキッチを打撃で攻めてのスプリット判定勝ち。

RIZIN王者として最初のUFC参戦となるプロハースカ。RIZIN旗揚げの無差別級トーナメント決勝でキング・モーにKO負けして以来連勝中で、8連続KO勝利中。ただし、オッズ的には勝って当然の相手ばかりで、世界的な評価は上がっていない。前傾姿勢の構えで、前回のC.B.ダラウェイ戦は1RでKOしたものの、カーフキックを効かされる場面もあった。オーズデミアは前回カーフキックを多用していたので、当然警戒してくるとは思われるが…。

パンチで攻めるオーズデミア。ジャブ。プロハースカ前蹴り。カーフキックを入れたオーズデミア。オーズデミアのパンチをノーガードでかわしたプロハースカ。左がヒット。しかし出ようとしたところにオーズデミアの左をもらう。またカーフキックを入れたオーズデミア。パンチが入りプロハースカ効いた。距離を取り凌ぐと打ち返していく。パンチで出るプロハースカ。またパンチを貰ったプロハースカ。出たオーズデミアだがクリンチでしのいだ。離れる。残り1分。右をもらってぐらついたプロハースカ。後退。頭を振ってかわすプロハースカ。入れ替えて出ていく。打ち合い。オーズデミアタックル。ケージに押し込み時間を使う。ホーン。

1Rオーズデミア。プロハースカ、パンチを貰っているがまだ大きなダメージはない。一発ヒットすればわからない。

2R。ハイをヒットさせたプロハースカ。オーズデミア打ち返すが効いてる。プロハースカがパンチで出ると右を打ち込みオーズデミアダウン!KO!

1Rは空回りしている感があったプロハースカだが、ハイを効かせて逆転勝利。

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