UFC on ESPN+100:オッズ/予想と展望

ギルバート・バーンズ 2.50
ショーン・ブレイディ 1.56
ジェシカ・アンドラージ 3.45
ナタリア・シウバ 1.33
ティーブ・ガルシア 1.54
カイル・ネルソン 2.54
マット・シュネル 3.50
コーディ・ダーデン 1.33
トレバー・ピーク 1.80
ヤナル・アシュモズ 2.05
ロン・チュー 1.40
クリス・パディーヤ 3.05
ライアン・スパン 1.29
オヴィンス・サン・プルー 3.70
アイザック・ダルガリアン 1.06
ブレンドン・マロット 11.00
フェリペ・ドス・サントス 2.54
アンドレ・リマ 1.54
イー・ジャー 3.10
ガブリエル・サント1.39
ジャケリン・アモリム 1.32
バネッサ・デモポロス 3.50
アンドレ・ペトロスキー 1.36
ディラン・ブドゥカ 3.25
ジギマンタス・ラマスカ 2.20
ネイサン・フレッチャ1.70

メインはウェルター級。6位バーンズ vs. 8位ブレイディ。

バーンズは3年前にランキング1位でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦。その試合から7戦で3勝4敗。ウスマンにKO負け、チマエフには激闘の末判定負け。ここ2戦は現王者ベラル・ムハマッドとジャック・デラ・マダレナに連敗。ムハマッド戦は両者慎重になりすぎ、手数が少ない展開で判定負け。マダレナには打撃戦では劣勢だったが、テイクダウンするとバーンズが圧倒。3R後半にマダレナの投げを潰し、バーンズがバックを取り勝ったと思った瞬間、ケージを蹴って脱出され、グラウンドでヒジ連打をもらって逆転負けした。

ブレイディは無敗でUFCと契約。UFCでも無敗のまま5連勝。しかし、現王者のムハマッド相手にスタンドの打撃戦で打ち負け、ケージを背負った状態でパンチの連打を浴びてKO負けした(ムハマッドにとってUFCで唯一となるスタンドの打撃でのKO勝ち)。前戦は8年ぶりにウェルター級に落としたケルヴィン・ガステラム戦で、テイクダウンしてマウントやバックを奪う展開から、最後はキムラで一本勝ち。が、ウェルター級のガステラムの動きが悪かったところを見ると、割り引いて考えるべきか。

1位から落ちてきたバーンズ38歳と、ランク外から上がってきたブレイディ31歳。より若く、勢いがある方が有利と見られるのは当然で、オッズもブレイディがフェイバリット。

が、ブレイディがランカーで勝ったのは、3連敗の最中だったマイケル・キエーザのみ(先月トニー・ファーガソンに勝って連敗ストップ)。組んでバックを奪って攻めるのが主体の選手だが、グラウンドでは柔術世界王者バーンズが上だろう。キエーザ戦やムハマッド戦を見ると、ストライカーが相手でないにもかかわらず、打撃で押される場面が多く、その2人よりも強力なパンチを持っているバーンズの相手は厳しいのでは。

バーンズKO勝ち。

今回は、昨年から今年にかけて行われたRoad To UFCシーズン2のフェザー級&ライト級ウィナーの2人がUFCデビューする。

ロン・チューは一度UFCからリリースされており、Road To UFCライト級で優勝し出戻り。トーナメント決勝では原口伸と対戦し、本来フェザー級の原口をフィジカルで上回り、タックルを切ってパンチ・膝で削る展開から、最後はほぼグロッキーになった原口にチョークを決め一本勝ち。現在はアルファメールでトレーニングしている。一度UFCと契約していた際は、あまりいい場面がなく負け越していたが、Road To UFCでは成長を見せて圧勝した。

イー・ジャーはRoad To UFCシーズン1に出場し、一回戦でSASUKEに一本勝ち、準決勝では松嶋こよみに接戦の末に判定勝ちしたが、決勝ではスプリット判定負け。内容では勝っていたようにも見えた試合だったが、UFCと契約できず、シーズン2に連続出場。準決勝ではSASUKEに勝ったキム・サンウォンに判定勝ち、決勝は「中国の五味」ことカイウェンからテイクダウンを奪われたところでガードからの腕十字を極めて一本勝ち。

両者とも、快勝すれば11月23日のマカオ大会に出場できる可能性が残る(試合間隔はタイトだが)。ロン・チューはフェイバリットだが、イー・ジャーはUFC0勝2敗の相手にアンダードッグという低評価となっている。

第1試合では、2週間前に1度組まれていて、試合当日にフレッチャーのドクターストップにより中止となっていたTUF生き残り戦・ラマスカ vs. フレッチャーの仕切り直しの試合も組まれている。

第1試合開始は8日5時開始。同日は朝9時からBellator CS4があり、2時間ほどバッティングする見込み。

速報します。

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