女子アトム級。
アンダーソンは2021年のONE女子アトム級GPで初参戦したが、平田樹に判定負け。2戦目は三角で一本勝ちしたが、前戦はGPで優勝したスタンプ・フェアテックスに前蹴りでKO負け。29歳。
ソウザはONE2勝2敗。今回のアンダーソン戦が決まっていた状態で、なぜか6月に平田樹戦が決まり、ギロチンチョークで秒殺勝利した。27歳。
体格差がかなりあり、ストローでも戦っていたアンダーソンが上回る。組んだソウザ。ケージに押し込みながらボディロックからダブルレッグに切り替えてテイクダウン。ハーフに。アンダーソン下から三角!捕らえながら鉄槌連打。ヒジを立ててこらえているソウザ。腕十字に切り替えたが体をまたいで外したソウザ。逆にバックに回る。バックマウントからチョーク。しかし喉元には入っていない。バックキープしつつまたチョークを狙っていく。顎の上で絞める。一瞬喉元に入ったが外れた。会場は大USAコール。ソウザ残り時間を見て鉄槌連打を入れる。ゴング。
2R。アンダーソンのバックブローに合わせて組み付いたソウザ。バッククリンチ。正対したところでダブルレッグ。テイクダウン。ガードから三角を狙うアンダーソンだが外された。ソウザマウント。肩固め。耐えているソウザ。入っていないか。外れたがソウザバックに回った。また仰向けでバックマウント。上になり肩固めを狙ったが、アンダーソン反転。上を取り返した。ソウザ下からラバーガード。フットチョーク。入りが浅い。ゴング。
3R。組んできたソウザ。ケージに押し込む。しかしアンダーソンはヒジを入れて引き剥がした。ソウザ高地でガスアウト。組みに行くがスピードがない。組ませずケージに押し込んだアンダーソン。ソウザギロチンで引き込む。平田を落としたギロチンだが外したアンダーソン。しかし上のアンダーソンも有効な打撃を入れられず、密着したままコツコツするのが精一杯。レフェリーハーブ・ディーンは攻めるよう促す。ハーフにしたアンダーソン。押さえ込みながら殴るがKOできそうな威力はない。体を起こして脇を差しドッグファイトから起き上がるソウザ。残り30秒。ソウザテイクダウン狙い。こらえて打撃を入れるアンダーソン。タイムアップ。
判定3-0でソウザ勝利。
地元のアンダーソンだったが、判定は妥当なものに。