ウェルター級。
元KOP手塚はONE6勝1敗で5連続フィニッシュ勝利中。しかしその間ボーナス獲得なし。ONEウェルター級自体が停滞状態で、相手も負け越している選手がほとんど。また、フィニッシュしているとはいえ、戦い方がリスクを回避していてエキサイティングでないことも影響しているか。34歳。
オーストラリアのフィティケフは2022年のONEデビュー戦で判定負けしたが、昨年4月の2戦目はヴァミール・ダ・シウバに1Rチョークで一本勝ち。31歳。
2022年以来タイトルマッチが行われていないウェルター級だが、王者クリスチャン・リーも11月にライト級王座の防衛戦で活動再開するため、来年以降動き始めるか。
詰めるフィティケフ。手塚はサイドステップで距離を取る。ジャブを入れるフィティケフ。右がヒットしぐらついた手塚。追っていくフィティケフだが、手塚カウンターのタックルでテイクダウン。ハーフで押さえ込む。ガードに戻すフィティケフだが、手塚またハーフにする。背中を向けたフィティケフ。バックについたフィティケフ。しかし反転しようとするフィティケフ。押さえ込もうとした手塚だが立たれた。スタンド。右オーバーハンドを打ち込んだ手塚だがフィティケフも右を入れる。フィティケフのカーフに合わせてタックルに入るが切られた。右で飛び込んだ手塚だがフィティケフがパンチ3連打を返す。ジャブを入れるフィティケフ。ワンツー。パンチで飛び込んで組んだ手塚だがゴング。
2R。フィティケフ逆にタックルへ。脇を救って返そうとした手塚だが、シングルレッグで倒したフィティケフ。手塚の立ち際にヒザを入れた。四つに組んだ手塚がケージに押し込むが、入れ替えて離れるフィティケフ。右オーバーハンドを打ち込む手塚だが、逆に右をもらってぐらつく。しかしまた組み付いた。シングルレッグ。ケージでこらえるフィティケフ。突き放すフィティケフ。ジャブを入れるフィティケフ。フィティケフが出た瞬間にタックル。テイクダウン。マウントを狙って返そうとした瞬間に手塚腕十字。しかし入らず立たれた。フィティケフのジャブにニータップを仕掛けたが切られる。フィティケフワンツーをヒット。フィティケフ逆にタックル。がぶった手塚。がぶりからヒザを入れる。ケージに押し込む手塚。入れ替えて離れたフィティケフ。両者ややスピードが落ちている。フィティケフジャブ。ゴング。
会場が高地で両者息が上がっている。ここまでダメージでフィティケフ優勢か。
3R。手塚タックルで飛び込んだ。切られかけたがシングルレッグ。テイクダウン。フィティケフすぐに背中を向けて立った。クラッチを切って正対したフィティケフ。手塚またシングルレッグ。こらえるフィティケフ。倒そうとしたが下になる手塚。逆に背中を向けて立つ手塚。バックを取るフィティケフ。足をかけて倒す。手塚立つが、フィティケフがバックコントロール。手塚スタミナがきついか。コントロールしながらブレイクされない程度にパンチを入れるフィティケフ。残り2分で手塚立って正対。フィティケフタックル。テイクダウン。下から蹴って立とうとするがまたバックコントロールするフィティケフ。倒して殴るフィティケフ。手塚立てない。ディフェンスで精一杯。立つとすぐ投げられる。ようやく立ったがタイムアップ。
判定3-0でフィティケフ勝利。
2Rまでテイクダウンで上を取れたところから、有効な攻めがないまま立たれたのが痛かった。