UFC on ESPN+100:第6試合・アイザック・ダルガリアン vs. ブレンドン・マロット

フェザー級

ダルガリアンはUFC1勝1敗。勝った試合はすべて1Rでのフィニッシュ勝利。バックボーンはレスリングで、大学1年時にNCAAで準優勝。圧倒的なテイクダウン能力を武器にパウンド&柔術の極めでUFCデビュー戦も勝利したが、前戦はプロスペクトキラーことクリスチャン・ロドリゲスに1Rの攻めを凌がれると、後半スタミナ切れとなり判定負けでキャリア初黒星。28歳。

マロットは昨年10月にファイトウィークに入ってからの代役でUFCデビューしたが、テランス・マッキニーに開始直後の首相撲からの膝でダウンを喫し、パウンド連打でKO負け。ローカル時代も強豪との対戦はなく、初戦は何も見せられなかったため、UFCに上がる実力があるかどうかはまだ不明。28歳。

前回敗れたダルガリアンだが、未だにプロスペクトとして期待されているのか、オッズは今大会一番の大差でフェイバリット。

ダルガリアンが左右のフックを振りながらタックル。テイクダウン。即マウント。背中を向けたマロットにパウンド。体を伸ばされているマロットは耐えるのみ。パウンド連打。肩固め。サイドに出たがやや浅いとみてすぐにマウントに戻る。またパウンド。ヒジ。動いて逃れようとするマロットだがピンチが続く。押さえ込まれたままヒジを返すのが精一杯。ダルガリアンのパウンド→チョークをギリギリ凌いでいる。あと少しのところでフィニッシュできないダルガリアン。ガードに戻したマロット。ホーン。

1R10-8ダルガリアン。しかしかなりスタミナも使ったので、マロットにチャンスが無くもない。

2R開始直後にダッシュしてヒザを出したマロットにダルガリアンがタックル。テイクダウン。即マウント。しかしガードに戻したマロット。ダルガリアンのパウンドも少し勢いがない。下からのヒジでカットしたのか、ダルガリアン出血。密着したままコツコツパンチを入れる。距離ができると下からヒジを入れるマロットだが、足を超えてハーフにしたダルガリアン。また肩固めをセットするダルガリアン。マウント二移行。亀になったマロットからバックマウント。残り1分。さらに反転してハーフに戻したマロットだがダルガリアン肩固め。タップアウト。

ダルガリアンが終始圧倒していたが、なかなか仕留め切れなかったという印象が残った。

マロットは粘りはしたが、今回も何も出来ず、オッズ通りの内容に。

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