UFC on ESPN+100:第3試合・ジャケリン・アモリム vs. バネッサ・デモポロス

女子ストロー級

アモリムはノーギパンネム選手権優勝のトップグラップラーMMAでもグラップリング主体のスタイルで、初戦はパウンドでのKO勝ち、2戦目は引き込みからの三角→腕十字で一本勝ち。しかし、テイクダウンがあまり強くなく、タックルを切られると引き込む悪い癖があるのが上位に行くには不安要素。29歳。

デモポロスはUFC5勝2敗でランキング目前。柔術バックボーンで、ガードからの攻めが得意。村田夏南子にはタックルでテイクダウンを奪われる展開から、ガードからの攻めで凌ぎ、3Rにはテイクダウンから削られたが前半のリードで判定勝ち。メディアのジャッジは大半が村田を支持する僅差だったが、村田はこの負けでリリースされている。前戦のエミリー・デュコテ戦も全ラウンドでジャッジの判定が割れる僅差での判定勝ち。アメリカ生まれだがギリシャの祖父母に育てられた。母親がストリッパーで、自身もUFCデビュー後までストリッパーをしていた。35歳。

デモポロス左ミドル。アモリムは顔面にもらいながらキャッチしてテイクダウン。サイドに着いた。ガードに戻そうとするデモポロスだが体をまたいでニアマウントに。パウンド・ヒジ。ハーフに戻したデモポロスだが、ブリッジで返そうとしたところでバックマウントを取られる。バックから腕を狙うアモリム。腕を掴んで防ぐデモポロス。腕十字に入るアモリム。デモポロスはグローブを掴んでいるとアピールするが、アモリム腕を伸ばして極めた!タップアウト!

終了後もグローブを掴まれたとアピールするデモポロス。アメリカの場合、ここから裁定が変わることも無きにしもあらずだが…。

裁定変わらずアモリム一本勝ち。グローブを掴んでいたかどうかは微妙なところだった。

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