DEEP121:セミファイナル・江藤公洋 vs. 野村駿太

ライト級タイトルマッチ5分3R。

サウスポーの江藤にオーソドックスの野村。スイッチを繰り返す江藤だが、野村がパンチをヒットさせる。飛び込もうとした江藤にアッパーがヒット。野村が飛び込みのフェイントを見せる。江藤タックル。触れさせずに切った野村。野村がカーフキックを入れるが、江藤がそのタイミングでタックルに入り、蹴り足を取ってケージに押し込む。テイクダウンを狙いつつ太ももにヒザを入れていく江藤。しかし展開が変わらずレフェリーからブレイクがかかる。両者ともにフェイントを繰り返す。江藤タックル。野村は切ると直後に飛び込んでパンチを入れる。距離を取る野村。前後にステップすると飛び込んでパンチをヒット。ゴング。

2R開始と同時にワンツーを入れる野村。左アッパーから右ストレート。江藤のタックルを切って左ハイをヒットさせるとパンチで出る。ジャブがヒット。さらに左フックが入りぐらついた江藤。江藤シングルレッグに入るが、鉄槌を入れて足を抜き切る。ダメージが見える江藤。野村がパンチで出ると江藤は後退。距離を取る野村だが、江藤が出ると飛び込んでアッパー。またシングルレッグを狙う江藤だが、すぐに切られてパンチを貰う。詰める江藤にバックステップで下がる野村だが、飛び込んでパンチをヒットさせていく。野村の右がクリーンヒットするが、江藤タックルに入るとケージに押し込んだ。しかしケージでこらえる野村。レフェリーがブレイクを掛ける。残り15秒で野村が飛びヒザを放ちヒット!さらに追撃の左右のパンチもヒットする。さらに連打を打ち込む野村。2R終了。

3R。距離を取る野村に江藤がパンチで飛び込むが、野村はステップでかわしヒットしない。江藤がタックルに入ったがスプロールして切る野村。また飛びヒザで距離を詰めた野村がパンチを顔面に打ち込む。また距離を取りサークリングする野村。野村の飛び込みに合わせて江藤がタックル。ケージ際で尻もちを着かせた。ケージを使い立とうとする野村のバックに回る。残り1分。ディフェンスに徹する野村。江藤は左足をフックしハーフバックから鉄槌を入れると、残り10秒で両足をフックしバックマウントからパウンドを入れる。しかし仕留めるには至らずタイムアップ。

5ジャッジの判定は全員が野村を支持し、5-0で野村が新王者に。

野村はマイクを持つと、「未完成でも江藤選手に勝つことが出来たので、もっともっと伸びしろがあると想います。これからもっと上に行くんで、みなさんついてきてください」とコメントした。

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