UFC on ESPN+101:第9試合・ファレス・ジアム vs. マット・フレボラ

ライト級。

フランスのジアムはここまでUFC5勝2敗で、現在3連勝中。幼少から始めたキック・柔術がバックボーン。キックではISKAヨーロッパのタイトルも獲得している。前戦はUFC5勝2敗のクラウディオ・プエレスに接戦の末判定勝ち。191cmの長いリーチを活かした遠い間合いからの打撃が武器。27歳。

フレボラはKO勝ちが1回しかなかったところから、突如倒す感覚を掴んだのか、3試合連続で1RKO勝ちしてランカーに入っていた。しかし昨年11月に本日のメインに登場するブノワ・サン・デニにKO負けしてノーランカーに。今回はそれ以来の試合。ストライカーとして覚醒するまでは、柔術レスリングがバックボーンのグラップラーだった。34歳。

前蹴りを入れるジアム。フレボラは上体を振りながら飛び込んでいく。ケージまで下がったジアムにタックル。しかし倒せず離れる。大振りのパンチを振るフレボラだが空振り。蹴り足を取ってタックルへ。テイクダウンしたが、ジアム下から両手を抱える。フックスイープを狙うが、ジアムギロチンに捕らえて引き込む。そのままマウントに移行。ギロチンは外れたがマウントへ。反転しようとしたジアムに腕十字!が、ジアムの腕が長すぎてポイントがずれたのか極まらず。三角に移行するも読まれている。パウンドを落とすジアム。フレボラ立ったがジアムのパンチを貰い効いた!距離を取ろうとするフレボラを追っていくジアム。残り1分。右を入れるジアム。左ボディで飛び込んだ。そのままケージに押し込んだジアムが膝を入れる。フレボラが離れ際に右フックを放つが空振り。逆にジアムの右の肘をもらった。ホーン。

1Rジアム。

2R。すぐ詰めていくフレボラ。ジアムはバックステップで交わすと右ストレートを打ち込む。ジャブのダブルから右ストレート。詰めるフレボラだがジアムのパンチを被弾し、フレボラのフックは空を切る。組んでケージに押し込むフレボラ。タックルへ。肘を返すジアム。離れ際に右フックを入れたフレボラ。ジアム右の肘。逆にケージに押し込むとクラッチしてテイクダウン狙い。離れた。すぐさま距離を詰めるフレボラだが、ジアムはバックステップして距離を取る。左ミドル。右アッパーから左。フレボラ後退。ワンツーからヒジを入れたジアム。逆にシングルレッグでテイクダウンするとハーフバックからチョーク!向き直って外したフレボラだがジアムバックから左右のパウンド。ホーン。

2Rジアム。

3R。ジアム仕留めに来た。飛びヒザ。さらに飛び込むとタックルへ。テイクダウン。背中を向けて立ったフレボラだが、ジアムはクラッチを話さず足を払ってテイクダウン。後転したフレボラをがぶるジアム。バックに回ろうとしたが、フレボラ回らせずに防ぐと立った。しかしなおもテイクダウンを狙うジアム。キムラを狙ったフレボラから逆にバックを取る。反転したフレボラだがジアムもすぐに立って上を取らせない。ジアムスタンドバック。フレボラがクラッチを切って向き直ろうとしたタイミングでジアムのヒザが顔面にビッグヒット!KO!

フレボラも粘っていたが、最後はジアムがヒザで意識を飛ばしてKO勝ち。次はランカーとの対戦が濃厚か。

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