ミドル級。イマボフ4位、アレン8位。
イマボフは今年2月・6月と2戦続けてメインで勝利したが、今回は地元勢にメインを奪われセミに。ダゲスタンのコンバットサンビストだが、試合ではテイクダウンよりも打撃勝負を見せる方が多いストライカー。前戦ではジャレッド・キャノニアを4Rでパンチを入れてKOし、トップ5ランカーに。29歳。
アレンは現在7連勝中。7連勝のうち5つのフィニッシュがあり、いずれも得意のチョークで一本勝ちしている。前戦はトップ5ランカーのマーヴィン・ヴェットーリと対戦予定だったが、ヴェットーリ欠場により、下位ランカーだがかつてKO負けしているクリス・カーティスと対戦。テイクダウンから得意のチョークを狙う場面があるも決まらなかったものの、ポジションを奪い試合を優勢に進めての判定勝ち。今回、あらためてトップ5ランカーに挑戦するチャンスが回ってきた。28歳。
アレン開始直後に組み付いてボディロックからテイクダウン。サイド。ブリッジで返そうとするイマボフだが、サイドでがっちり押さえているアレン。イマボフ身動きが取れない。アレンも攻めが少ない。ハーフに移行したアレン。下からホールディングするイマボフ。フルガードに戻した。イマボフ体を起こすと、足をサバこうとしながらイマボフの顔面にパウンドを入れた。またパウンドを入れるアレン。下で動けないイマボフ。残り15秒で足をサバいてバックに回ったアレン。イマボフ立ち上がったがホーン。
1Rアレン。
2R。アレンシングルレッグで飛び込んだ。ケージに押し込む。しかし足を引いて切ったアレン。ガードを取るアレンだがイマボフ付き合わずブレイク。イマボフのパンチをブロッキングするアレン。タックルに行くが、足をクラッチさせずにバーピーで切ったイマボフ。逆にバックに回るとパンチを打ち込む。アレン反転して正対するがイマボフは鉄槌を打ち込む。ガードに戻したアレン。しかしイマボフインサイドから強烈なパウンド。亀になったアレン。バックから殴るイマボフ。立ってスタンドバック。離れ際にバックから左ハイ!さらにパンチ連打で出るイマボフ。アレンまたタックルへ。イマボフの左足にしがみつくが、イマボフもこらえている。。ギロチンからタックルに入るが切られた。ガードを取るアレンだがイマボフ上になりパウンドを落とすとマウント!背中を向けたアレンからバックマウントに。残りわずかでイマボフバックから腕十字!が、アレンも読んでいて外した。ホーン。
2Rイマボフ。3R次第。
3R。すぐ詰めたアレンだが、イマボフのワンツーが顔面にヒット。アレンタックル。シングルレッグで足にしがみつくが、イマボフが足を引き抜くとガードを取る。ガードに入るイマボフ。上から強烈なパウンド。シザースイープを仕掛けるアレンだが読んでいるイマボフ。パウンドを下から蹴り放して防いだアレン。離れたところで立ちに行く。バックについたイマボフだが、アレン反転してまたタックルへ。ケージに押し込みながらシングルレッグへ。切ったイマボフ。バックに回る。アレン立って正対するが、その瞬間にパンチを入れた。アレンパンチで攻めるが四つから投げを狙う。しかしスッポ抜けた。アレンちょっと攻めが雑になっている。ケージに押し込んだアレン。両脇を差している。イマボフ首相撲。離れ際にアッパーを入れるアレン。さらに首相撲からヒザ。またタックルに行くアレンだが、こらえるイマボフ。離れ際にパンチを打ち込むがアレンも打ち返している。タックル。しかしヒザを着いてしまい逃げられる。両者パンチの打ち合い。タイムアップ。
死力を尽くした両者が健闘を称え合う。
三者29-28でイマボフ勝利!タイトル挑戦に向けて生き残った。試合後には当然タイトルマッチを要求。
一方のアレンは連勝がストップ。後半はタックルを切られる展開が続いたのが印象悪かった。