UFC307:第3試合・ライアン・スパン vs. オヴィンス・サン・プルー

ライトヘビー級。

4月の時点ではランカーだったスパンだが、UFC1勝1敗のボグダン・グスコフに2RKO負けして3連敗となりランク外に。グスコフ戦は1Rにテイクダウンからバックを奪い、チョークで一本勝ち直前まで追い込んだが、2Rにパンチを効かされパウンドでKO負けした。リーチが長く、チョークやギロチンが得意。33歳。

OSPは2018年以降の戦績が5勝8敗で、連勝なし。前回はケネディ・エンジーチュクー相手に両者とも牽制の打撃戦が続いていたが、3Rにクリンチアッパーでダウンを奪いスプリット判定勝ち。今回勝てば7年ぶりの連勝となる。かつては身体能力の高さが武器だったが、加齢でそれも影を潜めている。ライトヘビー級2番目の年長となる41歳。

スタンドで牽制の打撃戦。ワンツーを入れたスパン。ちょっとぐらついたOSP。スパン前蹴りからワンツー。OSPもパンチで出るが、打ち終わりにスパンのパンチがヒット。スパンの右が入り効いた!詰めるスパンに反射的にタックルに入ってしまうOSP。そこに得意のギロチン!テイクダウンしてマウントで絞めるとOSPタップ!

右ストレートを効かせてギロチン。スパンは打撃でも組みでも得意の攻撃が出て、百点満点の勝利で連敗を止めた。

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