UFC307:第1試合・コート・マクギー vs. ティム・ミーンズ

ウェルター級。

地元ユタ出身のマクギーだが、現在2度目の3連敗中と後がない。2010年のTUF10で優勝してから14年。UFC10勝12敗のうち、判定決着で8勝9敗。地味でしぶといファイトスタイルだが、このところはKO負けも増えてきている。負けてリリースとなれば、そのままグローブを吊るす可能性も高い。39歳。

ミーンズもこれがUFC30戦目となる大ベテラン。UFC戦績は15勝13敗1分と勝ち越しているが、直近5戦では1勝4敗。勝ったアンドレ・フィアーリョは、ミーンズ戦で4連敗となりリリースされている。かつてはKO勝ちの多いストライカーだったが、ダメージが蓄積するようになり、試合でも組みの展開が多くなってきている。40歳。

どちらも負けがこんできている大ベテラン同士だが、オッズはミーンズがフェイバリット。

四つに組み付いたマクギー。ケージに押し込みながら殴る。入れ替えて離れたミーンズ。マクギー再びケージに押し込みダブルレッグへ。テイクダウン。背中を向けたミーンズ。ハーフバックのマクギー。立ち上がろうとしたミーンズに両足フックしてバックマウント。仰向けの体勢になり、チョークを仕掛けるマクギー。パームトゥパームでアゴの上から絞める。ミーンズタップ!

マクギーの一本勝ちは2010年10月以来、14年ぶり。

ベテランのミーンズだが、バックからあっさりとチョークを取られてしまい、粘りなくタップしてしまった。

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