女子ストロー級。
ブラジルのポラストリは昨年9月のDWCSで勝利しUFCと契約。今年に入って2度UFCデビュー戦が対戦相手の欠場により流れており、6月にようやくUFCデビュー。その時も平良がメインを務めるAPEX大会だった。元K-1タイトルチャレンジャーのヨセフィン・ノットソンと対戦。まだグラウンドに穴があるノットソンをテイクダウンするとマウントを奪いパウンドを入れる場面もあったが、スタンドの打撃で攻められ判定負けした。26歳。
イギリスのマッケンナは現在チーム・アルファメール所属。母親も戦績1勝2敗のMMAファイターで、幼少から空手・柔術・ボクシングを学び、13歳からMMAのトレーニングを開始。UFC契約後ここまで3勝2敗。前戦ではグラップラーのジャケリン・アモリムに引き込みから攻められ、最後は腕十字でキャリア初の一本負けを喫している。25歳。
距離を詰めるマッケンナ。入ってくるところにポラストリがテンカオを入れるが、そのまま組んでケージに押し込む。ポラストリはケージでこらえながらヒザを返す。入れ変えたポラストリはヒジをアゴに押し当てながらボディにヒザを打ち込んでいく。また入れ変えたマッケンナがダブルレッグへ。小手に巻いてディフェンスするポラストリ。ヒジで抵抗。入れ替えたポラストリがボディブロー。離れたマッケンナ。詰めていくポラストリ。飛びヒザ。下がりながらパンチを返すマッケンナ。しかしケージを背負ったところでポラストリの首相撲に捕まりヒザをボディにもらう。ポラストリ詰めて前蹴り。マッケンナ下がりながらパンチをヒットさせるが、タックルに入ると受け止めたポラストリがヒザを入れる。首相撲に捕らえてヒザ連打。ホーン。
打撃のヒット数自体はほぼ五分だが、与えたダメージでポラストリのラウンドか。
2R。ポラストリ前蹴り。ケージに押し込んだポラストリに首投げを狙うマッケンナだが、こらえるポラストリ。タックルに入るもヒザ・パンチを貰う。離れた。また詰めていくポラストリ。組まれる距離でなければマッケンナのパンチもヒットしているが、ポラストリ逆にタックルに入るとスタンドバック。ヒザ。強引に背中に乗ろうとするポラストリ。完全にバックには回れないが、スタンドバックを続けるポラストリ。正対したマッケンナ。ワンツーを入れるマッケンナだが、ポラストリがどんどん出ていく。またケージを背負うマッケンナ。ポラストリ左ボディ。首相撲ヒザ。ホーン。
2Rポラストリ。
3R。詰めてくるポラストリにパンチを入れていくマッケンナだが、圧されてケージ際まで下がる。組んだマッケンナだが、ポラストリがケージに押し込み首相撲からヒザ。ポラストリシングルレッグへ。ダブルレッグに切り替えてクラッチすると初めてテイクダウン成功。残り2分。ガードから腕十字を仕掛けるポラストリだが防いでパウンドを入れるマッケンナ。フックスイープを狙うポラストリだがこらえてパウンド。だがフィニッシュが必要。ハイガードのポラストリにヒジ。立ってパウンドで飛び込むが足で防いでいるポラストリ。下からの三角も防いで入らせないマッケンナ。パウンドを入れていくがダメージは与えられない。タイムアップ。
29-28ポラストリ、29-28マッケンナ、29-28ポラストリ。スプリットでポラストリUFC初勝利。
3Rはマッケンナだろうが、1・2Rはポラストリで割れる要素はないと思ったが。2Rに中間距離で手数を稼いだマッケンナに入れたジャッジがいたのか。