会場に入る際には検温からの消毒。そしてマスクがない方は100円で購入して会場入り。コンパクトな大会運営を行うとのアナウンス。コロナ対策はなかなか良し。
【第1試合 フライ級】
◯秋山翼（毛利道場）
（判定3-0）
×輝龍（roots）
1R、ゴングと同時にダッシュした秋山。開始直後からイケイケ。パンチを振るって前に出るとケージに押し込んで差し合い。だがここからの攻め手がなく膠着。終盤には輝龍がプレッシャーをかけ始めて盛り返してラウンドを終えた。
2R、秋山はローを起点に試合を組み立てる。しかしプレッシャーを掛けるのは輝龍。パンチと膝で反撃。互いに決定的な場面がないまま終盤に入るとスタンドの攻防から秋山がバックに回るとそのままグラウンドに引き込んでチョークを狙う。だがこれは不発で試合終了。判定はアグレッシブに攻めた秋山に軍配。
【第2試合 ストロー級】
◯新井丈（キングダム立川コロッセオ）
（判定3-0）
×牧ヶ谷篤（和術慧舟會群馬支部）
1R、前に出る牧ヶ谷。パンチを積極的に出して距離を詰める。しかしスタンドの打撃は新井が上手。ローで仰け反らせるとフック、アッパーをヒット。中盤になると牧ヶ谷は組みに行く。新井のローを掴んでテイクダウンすると立ち上がる新井に対してグラウンドに引き込む。ここは膠着ブレイク。再開すると牧ヶ谷が組みついて巻き込むように下になる。ラバーから腕を狙うが、新井は回避してパウンドを乱射。これで牧ヶ谷は出血。新井優勢でラウンドを終えた。
2R、動きが鈍る牧ヶ谷。前には出るが新井のパンチの集中砲火を浴びる。フックにアッパーが面白いようにヒット。牧ヶ谷は立ち続けるが顔面から激しく出血。一度はカウンターのタックルでテイクダウンしたが新井はすぐに立ち上がる。すると牧ヶ谷は意を決して打ち合う。だが新井はボディも交えて攻勢で試合終了。判定はもちろん新井。
【第3試合 ライト級】
◯宮路智之（パラエストラ松戸）
（1R チョーク）
×ヨシ・イノウエ（パラエストラTB）
1R、開始直後から宮路ペース。イノウエが前に出るのに合わせて左ストレートがきれいにヒット。打撃をたっぷり見せつけると片足タックルでケージに押し込む。しつこく組みつくとスタンドでバックに回ってそのままグラウンドへ。バックチョークを仕掛けるとイノウエはタップ！宮路が鮮やかに極めた！
【第4試合 バンタム級】
◯ダイキ・ライトイヤー（修斗GYM神戸）
（1R TKO）
×榎本明（リバーサルジム東京スタンドアウト）
1R、開始直後のパンチの交差。互いに小気味いい動きを見せる。しかしダイキのフックがヒットしたのか榎本は突如後退してうずくまる。どうやら腕を負傷した様子。ここでレフェリーが試合を止めた！
【第5試合 インフィニティリーグ2020バンタム級】
◯小野島恒太（Combat Workout Diamonds）
（判定3-0）
×よしずみ（HAGANE GYM）
1R、小野島の打撃に合わせて組みついたよしずみ。ケージに押し込むが動きなくブレイク。再開すると小野島のフックがヒットしてよしずみがダウン。小野島はパウンドラッシュで決めにかかるがよしずみは下からタックルで起き上がって脱出。スタンドに戻るがこのラウンドは小野島か。
2R、小野島がパンチでプレッシャーを掛ける。よしずみはタックルに行くが小野島はパンチを当てて潰すと中腰ながらバックに回る。しかしよしずみも立ち上がって長い差し合い。やっとテイクダウンしたのは小野島。決め手はないがポジショニングで優勢に立って試合終了。判定は小野島に軍配。
【第6試合 メインイベント フライ級】
◯内藤頌貴（パラエストラ松戸）
（1R TKO）
×渡辺健太郎（TK68）
1R、開始直後からジリジリとしたスタンドでの神経戦。手数は少ないが距離が近づくと鋭いパンチを振り回す。精度はやや内藤が上手だが大きな差はない。このまま1ラウンド終了かと思いや、終了間際に激しい打ち合い。内藤はハイを交えてフックをヒットさせると渡辺はダウン。すぐに立ち上がると真っ向から打ち合う。しかし内藤は左右のフックを打ち込み続けると渡辺はついにダウン。レフェリーが試合を止めた！