PFL Battle of the Giants:メインカード第3試合・ジョニー・エブレン vs. ファビアン・エドワーズ

Bellatorミドル級タイトルマッチ5分5R。

当初は9月のロンドン大会で予定されていた試合だが、キャンセルとなり(理由は非公開)、PFLのスマートケージで行われることに。

エブレンはレスリングがバックボーンで高校時代には州王者。大学ではNCAAのD-1で戦っていたものの、怪我により活躍はできず。大学卒業後は就職しながらレスリングコーチを務めていたが、ATTコーチのスティーブ・モッコに誘われてMMAを開始し、24歳でアマチュアMMAデビュー。プロ4戦目でBellatorと契約し、その後も全勝を続け、2022年に王者ゲガール・ムサシから1Rにダウンを奪ってペースを握ると、レスリングと打撃で圧倒してジャッジ三者フルマークの判定勝ち。その後2度の防衛に成功したが、今年2月のPFLとの対抗戦では、2023PFLライトヘビー級ウィナーのインパ・カサンガネイに2Rにダウンを奪われる苦戦で、キャリアでもっとも厳しい試合となったが、スプリット判定勝ちで無敗をキープしている。32歳。

UFCウェルター級王者レオン・エドワーズの弟ファビアンは、2度目の王座挑戦で、エブレンとは前回のタイトル戦以来のリマッチ。当初はBellator特有の、有名選手の親類枠と思われており、ランカークラスには連敗していたが、リョート・マチダをKO、前王者ムサシには終始パンチをヒットさせる展開で三者49-46の内容でのアップセット勝利し、王座挑戦権を獲得。昨年9月に行われたタイトル戦では、2Rまでは互角の展開だったが、3Rにエブレンのパンチでダウンを喫し、パウンドで意識を飛ばされてのKO負け。今年3月の新生Bellatorで組まれた次期挑戦者決定戦でアーロン・ジェフリーに判定勝ちして王座再挑戦を決めた。32歳。

エブレンの右ハイをブロックして左ストレートを入れるエドワーズ。右を入れるエブレン。エドワーズの左ミドルに右を合わせたエブレン。ワンツー。ヒットしてぐらついたエドワーズ。エブレン詰めるとタックルへ。ケージに押し込んだ。入れ替えて離れたエドワーズ。左の蹴りを入れる。右を入れるエブレン。右ハイを見せた。タックルで飛び込んだエブレン。ボディロックからテイクダウン。瞬時に立ったエドワーズだがスタンドバックに。また投げた。すぐ立つがまた投げた。また崩したエブレン。バックからパンチ・ヒジを入れた。ゴング。

1Rエブレン。

2R。前蹴りを入れたエドワーズ。詰めたエブレンに左をヒット。しかしじわじわ下がってケージを背負う。そこにタックルに入るエブレン。ケージでこらえるエドワーズだがヒザを着いた。立ち上がり引き剥がそうとしたところでシングルレッグで倒すエブレン。ハーフ。パウンドを入れていく。背中を向けて立ったエドワーズだが、エブレンすぐに投げた。バックについてパウンド。エドワーズ立つがスタンドバック。投げる。立ったエドワーズがクラッチを切ったが残り1分。ヒジを入れて離れたエブレン。エドワーズすぐに詰めてパンチ・蹴りを入れるが踏み込めない。パンチで出たが右を返したエブレン。ゴング。

2Rエブレン。

3R。ミドルを入れるエドワーズ。エブレンも右ハイを返す。蹴りでの牽制が続くが、エブレンがジャブで詰める。エブレンの右ハイをブロックして左ストレートを入れたエドワーズ。三日月蹴り。左フックからまた三日月蹴り。このラウンドは打撃戦が続く。しかしエブレンがパンチで出ると下がってケージ際に。エブレンタックル。シングルレッグからテイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。背中を向けるエドワーズ。エブレンバッククリンチでコントロールエドワーズ立って引き剥がした。また三日月蹴りを入れる。エドワーズ飛びヒザ。エブレンパンチで出るとまたタックルへ。ケージに押し込む。投げを狙うがケージでこらえるエドワーズ。ゴング。

3R打撃の攻防は互角。テイクダウンからコントロールしたエブレンのラウンドか。

4R。右を打ち込むエブレン。エドワーズ手数を増やしてきた。勝負に出たか。三日月蹴り。連続でヒット。さらにジャブで詰める。テンカオを放つエブレンだが、エドワーズが下がらず打撃を入れる。また三日月蹴り。エブレンはジャブを返す。詰めてきたエブレン。エドワーズ下がってケージ際に。前に出たエドワーズだが、エブレンタックルへ。テイクダウン。すぐにパスしてサイドへ。背中を向けるエドワーズ。エブレンバッククリンチ。立つとまた投げる。エドワーズまた立ったが、またすぐ投げられる。エブレンのバックコントロールが続く。正対したいエドワーズだがさせないエブレン。残り1分。立ったエドワーズをまた投げた。のk理15秒でクラッチを切って離れたエドワーズ。三日月蹴りを入れるがタイムアップ。

4Rエブレン。

5R開始直後にエドワーズのアイポーク。再開。エブレンがタックルに。エドワーズ何度も放っている三日月蹴りを出したが、今度は低くローブローになってしまう。再開。詰めるエドワーズ。パンチから前蹴り。エブレンのタックルは切った。また三日月蹴り。詰めるエドワーズ。左ボディ。三日月蹴り。また三日月蹴り。ちょっと嫌がっているエブレン。出られない。逆にエドワーズがケージに詰めていく。テンカオから三日月蹴り。エブレンタックル。距離があり切られる。また三日月蹴り。効いている。ワンツーを入れたエドワーズ。エブレンタックル。切った。またタックル。これも切った。ケージに詰めるとパンチから左ミドル。またタックル。切ったエドワーズ。しかし残り2分。スピードが落ちているエブレン。エドワーズ首相撲からヒジ。左右のヒジ連打。エブレンタックル。今度はケージに押し込んだ。倒せないが離れ際にヒジを入れた。エドワーズヒザ・前蹴りでボディを攻める。エブレン苦しげだがパンチを返していく。組んできたエブレンをヒジで引き剥がす。また三日月蹴り。効いているが倒すには至らない。四つでクラッチしたエブレン。ケージに押し込み時間を使う。タイムアップ。

三者48-47でエブレンが無敗をキープし王座防衛に成功。

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