UFC on ESPN+104:第6試合・シャルル・ジョーデイン vs. ビクター・ヘンリー

バンタム級

地元カナダのジョーデインはUFC6勝7敗1分と負け越しているが、勝利にはチェ・ドゥホへのKO勝ち・クロン・グレイシーへの判定勝ちが含まれている。とはいえ、両者とも長期ブランク明けでかつての勢いがなくなっていたが。直近2戦では連敗中で、今回からバンタムに階級を落とす。コンビネーションの打撃と、タックルに来た相手へのギロチンが武器。28歳。

元DEEP王者でジョシュ・バーネットの弟子のヘンリーは代役での緊急UFCデビュー戦でランカー目前のハオーニ・バルセロスに勝利したが、2戦目で元トップランカーだったが4連敗していたハファエル・アスンサオにスタンドで手が出ない展開で判定負け。続く中堅のグレイブリー戦は、両者ノンストップで攻め続け、接戦となったがスプリット判定勝ち。この勝利で波に乗り、ジャビッド・バシャラート戦はローブローをもらってのノーコンテストだったが、前戦は大ベテランのハニ・ヤヒーラを打撃で圧倒し3RKO勝ち。UFC初のフィニッシュ勝利で戦績を3勝1敗1NCとして、ランカー挑戦も見えてきた。37歳と若くないだけに、ランキング入りを目指すなら、ここでの負けは許されない。

オッズは微差でホームのジョーデインがフェイバリット。

蹴りで牽制する両者。ジョーデインのハイにインローを返したヘンリー。蹴り合い。ジョーデインカーフ、前蹴り。ヘンリー詰めてきた。リーチにまさるジョーデインは距離を取る。左ハイ。飛び込んでパンチを入れた。詰めてくるヘンリーにジャブ。下がり気味だが先にヒットさせるのはジョーデイン。ヘンリーがジョーデインのミドルをキャッチして組みからパンチを入れる。しかしジョーデイン投げるとギロチンを狙う。が、解除したヘンリー。ジョーデインの蹴りをキャッチして倒した。上になるヘンリー。ハーフ。ケージを使って立った。投げを狙ったヘンリーだが、ジョーデインこらえてまたギロチンに抱える。絞めずにヒザを入れて離れたジョーデイン。ワンツー、前蹴りを入れるジョーデイン。左ハイ、飛びヒザ。手数が多い。ヘンリー組んでケージに押し込む。ダブルアンダーフックからサバ折りテイクダウン。しかし残り20秒。ジョーデインギロチンを狙う。入らないがホーン。

1Rジョーデイン。スタンドでの手数で上回り、テイクダウンされても攻めさせなかった。階級を落としたが動きがいい。

2R。また詰めるヘンリーにカーフキック。ケージまで下がったジョーデインだがパンチを入れる。下がらないヘンリー。詰めていくヘンリーにパンチで先手を取るジョーデイン。組んだヘンリー。四つから崩して投げるとバックマウント。チョークを狙う。スクランブルで脱出しようとするジョーデインだがついていきバックキープするヘンリー。背中に垂直ヒジを落とす。反転しようとするジョーデインだがヘンリー上に。ジョーデインガードに戻した。ギロチンを狙うが外したヘンリー。下からアームロックを狙いつつヒップスローを狙ったが、こらえるヘンリー。ジョーデイン立ち際にまたギロチン!倒したヘンリーだががっちり入っている。タップアウト!

ジョーデイン、得意のギロチンでフィニッシュし、バンタム転向初戦で3勝1敗のヘンリーに勝利。最後はヘンリーはサイドに出ていて足のロックがなかったが、コーディ・マッケンジー式で首にがっちり入っていてタップを奪った。

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