ウクライナ生まれ・カナダ在住のシーディー。昨年9月のDWCSで体重オーバーしたラモン・タヴァレスに1Rでダウンを奪いKO勝ち。ストップの早さに抗議したタヴァレスはDWCSでもう一度チャンスが与えられ、そこで勝ってUFCと契約すると、シーディーとタヴァレスのUFCデビュー戦でリマッチが組まれた。しかしそこでもタヴァレスが体重オーバー。シーディーは2Rにダウンを奪われ、3Rに盛り返したもののスプリット判定負けした。長いリーチを活かしたストライカー。28歳。
アームフィールドは2022年7月のUFCデビュー戦は直前の代役出場で階級上の試合となり、デヴィッド・オナマに一本負けしたものの、そこからRoad To UFC準優勝の風間、TUF31優勝のカトーナに連勝。風間には打撃で一方的に攻め込み1RでKO勝ちした。前戦はTUF29準優勝のブレイディ・ヒースタンドと対戦。1Rはタックルを切っての腕十字、2Rはパンチでダウンを奪いチャンスを作ったが、凌がれるとスタミナ切れで失速し、3Rにテイクダウンされて立つところにバックを取られチョークで一本負けした。28歳。
カーフを蹴るシーディー。アームフィールド飛び込んでワンツー。ボディから顔面に打ち込む。シーディー前蹴り。左ハイ。蹴りで近寄らせない。アームフィールドは飛び込んでパンチを入れる。詰めてきた。シーディー圧されて下がりケージ際をサークリング。組んで膝を入れたシーディーだが、アームフィールドがプレスし続ける。ローからワンツー。左を入れた。詰めてパンチを入れるアームフィールドにシーディー飛び込んで縦ヒジからヒザ。アームフィールドタックルで飛び込んだ。がぶったシーディーがアナコンダチョーク。足を絡ませずにこらえているアームフィールド。こらえてそのままタックルに。担ぎ上げてテイクダウン。シーディーのガード。ケージで体を起こすシーディーのバックを狙うアームフィールドだが、小手に巻いて防いだシーディー。立って離れた。残り15秒でシーディーがタックル。スタンドバック。こらえるアームフィールド。ホーン。
1Rはスタンドでの打撃のヒット数でアームフィールド。
2R。シーディーがハイ、前蹴り。詰めてきたアームフィールドにジャブを入れる。アームフィールド詰めるとパンチを入れる。出てきたアームフィールドにテンカオを入れた。間合いが近くなり、アームフィールドのパンチも届く距離になるが、シーディーもテンカオを入れる。アームフィールドのジャブがヒット。シーディーも下がらずジャブを入れる。テンカオ。下がらないシーディー。逆にプレスする。アームフィールドワンツーを入れる。飛びヒザ。さらにカーフを入れるとバランスを崩したシーディー。下がらないが、その分パンチを貰っているシーディー。タックルに入るが距離があり切られた。シーディー詰めていくがアームフィールドがパンチで迎撃。しかし下がらないシーディー。右オーバーハンドをヒット。アームフィールドがサークリング。左ミドルを返したが、底にパンチを合わせたアームフィールド。シーディー右ストレートから左ハイ。ジャブが顔面を捕らえる。アームフィールド疲れたのかマウスピースを吐き出す。はめ直して再開直後にシーディータックル。が、切ってバックを取ったアームフィールド。ホーン。
前半アームフィールド、後半シーディーで、どちらに入ってもおかしくないラウンド。
3R。シーディーまた出ていくがアームフィールドカーフキック。タックルんい入るとシーディーギロチン。コーディ・マッケンジー式で絞めるが、足のフックをさせずに凌いで首を抜いたアームフィールド。シーディー背中を向けて立つと背中に乗った。チョーク。倒れ込んだシーディーだが反転して上を取った。シーディーパウンド。しかしアームフィールドすぐ立った。シーディーどんどん出るが、アームフィールドそこにタックル。テイクダウン。また首をギロチンに巻いたシーディーだが、外されてマウントを取られた。亀になりバックマウント。仰向けになり四の字バック。反転してマウントを狙ったところでシーディー立った。スタンドで出るシーディー。アームフィールドカウンターのタックル。シーディーまたマッケンジーチン。が、また外された。アームフィールドハーフからヒジ。押さえ込むアームフィールド。最後にチョークを狙ったがタイムアップ。
3Rは明確にアームフィールド。2Rは微妙。1Rはややアームフィールドだが、シーディーに入らないとも限らない。
29-28アームフィールド、29-28シーディー、29-28シーディー。スプリットでシーディー勝利。
勝ったシーディーだが喜びなし。アームフィールドも仕方ないという様子で握手を求める。
微妙な1Rがシーディーに入ったが、ギリホームタウンディシジョンとしても許される範囲か。