ONE169:第4試合・マーカス・アルメイダ vs. アミール・アリアックバリ

ヘビー級。

柔術世界王者のブシェシャことアルメイダはONEでMMAデビューし4連勝していたが、昨年8月のオマール・ケイン戦で初黒星し、これが再起戦。ケイン戦では打撃で押され、1R終了時には両者スタミナ切れ。テイクダウンして上になっても逃げられてしまい判定負けした。寝技は強いが、打撃には穴がある。34歳。

イランのアリアックバリはグレコで世界選手権優勝。2016年からRIZINに参戦し、無差別級トーナメントでは決勝でミルコにKO負け。その後2連続1RKO勝ちしたものの、RIZINからは契約更新されないままFA。一度UFCと契約したが、試合をしないまま契約破棄となった。21年からONEに参戦。初戦でカン・ジウォンにまさかの逆転KO負けを喫すると、2戦目もアナトリー・マリキンにKO負け。しかしそこからは4連勝中。前戦は相手のアルジャン・ブラーが消極的で、イエローカード3枚で失格になるというONEで初めての事象での勝利。36歳。

両者見合い。警戒している。アリアックバリがジャブで牽制。アルメイダはタックルのフェイントを見せる。アリアックバリが飛び込むタイミングでアルメイダタックル。テイクダウン!アリアックバリ寝かされないようにこらえている。立ち際にバックを狙うアルメイダ。アリアックバリ小手に巻いて小手投げで凌ぐ。しかしドッグファイトで上を取ったアルメイダ。ハーフから足をまたいでほぼマウントへ。アリアックバリが返そうとした瞬間にバックに回った。チョーク!タップアウト!

レスラーのアリアックバリ相手にどうやってグラウンドに持ち込むかが勝負だったが、見事なタックルでテイクダウン。その後も立たせずにフィニッシュした。

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