UFC on ESPN+105:第5試合・エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス vs. ザック・スクロギン

ウェルター級だったが、今週に入り急遽試合が組まれたスクロギンが3ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。。

エリゼウカポエイラことザレスキはUFC10勝4敗1分となかなかのアベレージ。一時はランキングにも入っていたが、4敗の相手はニコラス・ダルビー、リー・ジンリャン、ムスリム・サリコフ、ランディ・ブラウンと、全員現在はランク外。ニックネーム通りカポエイラの経験があり、蹴りが速いストライカーで、柔術も黒帯。当初はUFCデビュー戦で敗れたダルビーとのリマッチが組まれていたが、ダルビー欠場で初参戦のスクロギンとの対戦に。37歳。

急遽UFCデビューが決まったスクロギンだが、減量が間に合わず、罰金を課せられた上でランキング間際のザレスキとの対戦という厳しいカードに。アマチュアで8戦全勝、2021年にプロデビューしてからも7連勝中だが、戦ってきた相手はキャリア10戦以内で勝率6割以下か、ベテランでも二桁以上負けている選手で、UFCレベルの相手とテストされたことはない。28歳。

長身のスクロギンだが、やはり腹回りが緩め。詰めてくるザレスキ。両者ローで牽制。パンチで出たザレスキ。右フックがヒットし背中を向けて倒れたスクロギン。ザレスキバックからパンチ連打。なんとか動こうとするスクロギンだが殴られ続ける。動けないのを見てレフェリー止めた。

ザレスキKO勝ち。

スクロギン、UFCレベルにあるかどうかはどもかく、腹回りを見ても試合用の練習はしておらず、準備期間なしでザレスキと勝負できるレベルではなかった。

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