ウェルター級。
セメルスバーガーは必殺の右が武器のストライカー。UFCでも20秒以内のKO勝ちが2度ある。しかし序盤にパンチでダウンを奪っても、仕留めきれずに逆転負けしたことも2度。前戦は右が不発で、次第にパーソンズのタックルに対応できなくなり判定負け。現在3連敗中で、UFC戦績も5勝5敗の五分に。前戦で肘の靭帯を断裂し、トミー・ジョン手術を受け、10ヶ月ぶりの試合となる。大学時代はアメフト・レスリングをしており、その後MMAに転向した。31歳。
ラドキはDWCSに出場せず、ローカルのCFFCウェルター級王者から直接UFCと契約。しかしその時点で33歳と若くはなかった。UFCデビューから2連勝。しかし3戦目は今日のメインに登場するプラチスとの対戦で、プレッシャーを掛けられケージを背負ったところでプラチスのヒザをボディにもらって嫌倒れし、そのまま立ち上がれずKO負けでUFC初黒星を喫した。バックボーンはレスリング・柔術。34歳。
ラドキがパンチで出る。ケージに詰めて左フックがヒット。効いている!仕留めに行くラドキ。左右のフックがかすめて膝を着いたセメルスバーガーを見てレフェリー止めた。
セメルスバーガーはUFCデビューから5戦で4勝1敗、一時はランキング目前まで行ったが、これで4連敗。今日はまったくいいところがなかった。
ラドキはメインに登場するプラチスに負けたのみで3勝1敗に。