UFC on ESPN+106:第8試合・ジャン・ミンヤン vs. オジー・ディアス

ライトヘビー級。

中国のミンヤンは2022年の第1回Road To UFCの第1試合で1RKO勝ちし、Road To UFCからのUFC契約第1号選手となっている。昨年は怪我や中国大会中止などで試合が流れ、今年2月にようやくUFCデビュー。相手もUFCデビューのブレンドソン・ヒベイロで、序盤ヒベイロのパンチを被弾したものの、かまわず打ち合ってパンチ三連打を打ち込んでKO勝ち。打たれても引かない気持ちの強さとスピードがある殺傷能力の高い打撃が武器だが、ディフェンスの甘さはこれから上に行くに際して不安要素となる。また、テイクダウンされた後の対処は未知数。26歳。

ディアスはLFAでミドル級王座を獲得すると、2022年にミドル級でDWCS出場。しかしアグレッシブファイターの代名詞的存在のジョー・パイファーに2RKO負けでUFCとの契約はならず。その後ライトヘビーに階級を上げ、LFAで2試合連続KO勝ちしてUFCデビューのチャンスを掴んだ。キャリア9勝(7KO・2一本勝ち)2敗で、勝っても負けても2R以内に決着している。34歳。

両者オーソドックス。サイドキックを入れたミンヤン。カーフキック。ディアスがジャブを放つとバックステップで距離を取るミンヤン。ミンヤン飛び込んで左フック。またカーフキックを入れる。ジャブ。ディアスもジャブを返す。ミンヤンジャブのダブルから右ストレート。ディアスも右オーバーハンドを打ち込む。ディアスが出るところにミンヤンの左ヒジがヒットしディアス後方にダウン!すかさずパウンド!亀になったディアスにパウンドを打ち込み続けKO!

1R2分25秒、ミンヤンKO勝ち。キャリア18勝すべてが1Rでのフィニッシュ。

勝ったミンヤンは「1つのボーナスでは足りない。ダブルボーナスが欲しい。みんなのためにもっといい試合をしたい。デイナ、次はトップ15か、マネーファイトを戦わせてくれ」とマイク。

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