PFL2024#10:メインカード第2試合・ブレント・プリマス vs. ガジ・ラバダノフ

ライト級決勝戦5分5R。決勝戦唯一の元Bellator対決。

元Bellator王者プリマスは、昨年Bellatorライト級GP前にアレクサンダー・シャブリーに敗れてGPからは選外となったが、欠場選手の代役としてトーナメント出場。一回戦はマンスール・ベルナウイと対戦し判定勝ち。準決勝で王者ウスマン・ヌルマゴメドフのタイトルに挑戦し、全く勝機がない内容での45-50×3の判定で完敗。しかし、試合後にウスマンのドーピング検査陽性が明らかとなりノーコンテストに。GPの扱いが不明となったが、今年PFLのリーグ戦に参加。2試合連続一本勝ちで勝ち上がると、準決勝は元Bellator王者パトリッキーに勝利した昨年準優勝のクレイ・コラードに判定勝ちして決勝に進出している。柔術バックボーンのグラップラーで39歳。

チーム・ハビブ所属のラバダノフはBellatorでは4戦全勝。RIZINとの対抗戦にも出場し武田から1Rにダウンを奪い、後半スタミナ切れしたが逃げ切って判定勝ちしている。PFLでは昨年ウェルター級でベスト4のソロモン・レンフロ、今年初出場のエルヴィン・エスピノーザに判定勝ちし、準決勝は初出場のマイケル・デュフォートに2RKO勝ち。3年・6試合ぶりのフィニッシュ勝利で決勝進出を決めた。31歳。

距離を取り警戒する両者。プリマス左右のパンチで出る。プレッシャーを掛けていく。じわじわと下がるラバダノフ。飛び込んだプリマスにタックル。倒され際にギロチンに捕らえたプリマスだが外れる。プリマスラバーガード。左足でラバダノフの右腕を固定する。腕を抜いたラバダノフだが、すぐまたラバーで抱え直すプリマス。また腕を抜くラバダノフ、プリマスの左足を超えてハーフにするとパウンドを打ち込む。プリマスはまたガードに戻してラバーを狙う。残り1分。下から一瞬腕十字を狙ったプリマス。下から肘を頭部に入れる。ゴング。

下にいた割にはラバダノフの攻撃を防いでいたプリマス。最近の傾向で下からヒジを入れたプリマスに入る可能性もある。

2R。左右のパンチで出るプリマス。ラバダノフはカーフキック。またパンチで詰めるとラバダノフは距離を取る。またカーフキック。プリマスがパンチを打ち込む。しかしラバダノフの左がヒットしダウン!すかさず飛び込んだラバダノフにガードを取って凌ぐプリマス。またラバーガードでホールド。固定して殴らせない。しかしハーフにしたラバダノフ。ガードに戻すとラバダノフは立ち上がる。寝ているプリマスの足を蹴るが、またガードに入っていく。またハーフ。ゴング。

2Rラバダノフ。

3R。ラバダノフ飛び込んでワンツー。また飛び込むと右がヒットしてプリマスダウン!しかしガードには入らず足を蹴るラバダノフ。ブレイク。パンチで出るプリマスだが、ラバダノフは下がりながらパンチをヒット。プリマスの右ハイはブロック。お互い右を打ち込んだがプリマスの右がヒット。さらにバックブローを放つ。ラバダノフのワンツーがヒット。左がヒットして効いた!さらに左右のパンチを打ち込むとプリマス前のめりにダウン!背後から追撃のパウンドを狙ったところでレフェリーストップ!

元王者を下したラバダノフが100万ドルゲット。

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