PANCRASE350:第2試合・ギレルメ・ナカガワ vs. 渡邉泰斗

63kg契約。本来ギレルメと対戦予定だった平岡が先月末に負傷欠場。代役として渡邉が出場する。両者とも本来はバンタム級だが、直前の試合決定のためキャッチウェイトに。

ボンサイ柔術のギレルメは柔術黒帯で、今年の格闘代理戦争にも出場。アマチュアでキャリアを積み、6月にプロデビュー予定だったが、計量失格で中止に。9月の仕切り直しのプロデビュー戦ではレスラー安藤相手に1Rは下からの仕掛けで優勢に試合を進めたが、2R以降失速。プロデビュー戦は判定負けとなった。24歳。

渡邉は今年2月のネオブラ一回戦でプロデビューしたが、宮下の腕十字で一本負け。その後は6月にギレルメと同門の佐藤ゆうじに判定勝ち、9月には佐藤の負傷欠場の代役として友寄龍太と対戦し、オープンスコアで判定勝ちがなくなった3RにパンチでKOして逆転勝利している。25歳。

両者オーソドックス。渡邉左ハイ。ワンツー。ギレルメが間合いを詰めるところに蹴りを入れる。しかしケージに詰まりそうになる。右を入れた渡邉。ワンツーがヒット。ギレルメ詰めてタックル。シングルレッグからバックに回ってリフトしてテイクダウン。ハーフバックから両足フックしフルバックに。チョークを狙いつつ腕十字のセット。またいでしのごうとした渡邉だがギレルメがうつ伏せにして極めるとタップアウト!

ギレルメ、デビュー2戦目は腕十字で快勝。寝技になってからの動きはさすが。

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