RIZIN.49:メインイベント・鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ

フェザー級タイトルマッチ。

間合いを詰める鈴木。右を入れるとカーフキック。効かないとアピールするクレベル。サイドキックを放ったクレベル。鈴木またプレスしていく。カーフの蹴り合い。クレベルタックル。すぐに膝を入れ離れた。鈴木またカーフキック。右ボディ。クレベル効いてないとアピール。クレベルのアイポークがありタイムストップ。再開。カーフ。一瞬バランスを崩したクレベル。詰めてきたところに鈴木が右を入れた。クレベルタックル。引き込みながら足を四の字ロック。スイープしてマウント!ハーフに戻した鈴木。ヒジを入れるクレベル。腕でフレームを作って離そうとした鈴木だがクレベル離れない。残り1分。パウンド。鈴木下からホールディング。クレベル足関を狙うが体勢に入っていない。かかと落としで抵抗する鈴木。顔面に当たらない位置をキープするクレベル。ゴング。

2R。すぐ詰めたクレベル。組んで引き込んだ。ボディロックして立ち上がりテイクダウン狙い。コーナーを背にこらえる鈴木。バックを狙うクレベル。小手に巻いてこらえる鈴木だがクレベル寝かせてマウント!三角を狙ったがクラッチできず。ガードに戻ったがすぐにハーフから足を抜いていく。ギロチンに抱えた。抜けたがマウント。ハーフに戻した鈴木。残り1分。クレベル足を抜いてサイドに。鈴木ガードに戻した。ゴング。

両者のスタミナはどうか。

3R。鈴木が詰める。クレベルコーナーから出ずに待ち構える。右を入れた鈴木。クレベルが出ようとすると距離を取る。鈴木は間合いを詰めない。クレベルタックル。引き込んだ。鉄槌・ヒジを入れる鈴木。クレベルカット。ハイガード。三角!三角十字。足を絡んでディフェンスしようとする鈴木だが、クレベル起き上がりマウント!パウンド連打。残り1分。ブリッジで返そうとするがクレベルマウントを維持。クレベルパウンドラッシュ。ヒジ。肩固めに入るが時間がない。タイムアップ。

判定3-0でクレベル勝利!王座奪還。

1R前半は打撃で攻勢だった鈴木だが、テイクダウンされポジションを許すと脱出できず。2R以降はすぐに組んだクレベルが引き込みから上を取り返す展開でペースを握った。

グラウンド技術に差がありすぎた。鈴木は一度もクリーンテイクダウンを許さず、テイクダウン対策はしていたと思われたが、引き込みからスイープされて上を取られ、ほぼ脱出できなかった。金原がテイクダウンしてクレベルのガードを攻略したのと比べると大きな差がある。攻められないにしても、ガードから立ち上がってスタンドに戻すくらいの動きはできないと、打撃が一発当たるかどうかの博打しか勝ち目がない。

UFCレベルだとクロンですら引き込みからの攻めは通用しないことを考えると、クレベルもあの引き込みからの勝利はあまり褒められた内容ではなかった。金原がコンディションを維持できているなら、金原との再戦があっても同じ内容になるかもしれない。シェイドゥラエフ相手にも厳しい試合になりそう。

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