具鷲茶記 2 初釜と茶事 【ブルート通信vol.197 / 明生人嘉119話】

こんにちは。昔、松坂屋名古屋店の一階にあった苺タルトとコーヒーでティータイムを楽しんでいた佐藤嘉洋です。愛知県名古屋市在住、庄内で整体院、新瑞橋と池下でキックボクシングジムを営んでおります。起きて半畳寝て一畳最近東京へ行くとき、コロナ禍で気軽に泊まれたホテルが、今では名古屋から新幹線を往復した方がいいんじゃないかという値段で驚天動地、阿鼻叫喚(あびきょうかん)であります。東京はもはや海外感覚ですね。とはいえきっと愛知も順に追いついてくるはずです。私も苦しい。もうしばらくの辛抱だ!この地域格差もいい機会だと、今度は鶯谷(うぐいすだに)の安宿に泊まろうかと画策しております。野宿よりはよっぽどマシです(経験済)。翌日に近くの台東区立書道博物館で目習いをすれば、節約と勉強の一挙両得です。日本には、起きて半畳(はんじょう)寝て一畳(いちじょう)、天下取っても二合半という諺もあります。初めて聞いたとき、すっと身体に染み入ったのを覚えています。思い返せば、海外遠征の劣悪な環境下で怯みそうなときも、俺は大丈夫だと洗脳し会場控室のベンチで昼寝したこともありました。【 2003 / オランダ・ロッテルダムにて 】緊張や恐怖にかられて臆病になるとき、人は俯(うつむ)きがちです。心理学の本にもありましたが、そこであえて上を向くと多少は気持ちもマシになるそうです。試してみたら、本当でした。試合前の準備を終えて待機しているとき、なるべく上を向いて気持ちの折り合いをつけていました。今も落ち込んだときには、努めて上の方を向くようにしています。「上を向いて歩こう。涙がこぼれないように」という普遍の名曲の歌詞は、理に叶っていたということです。ところで、「下を向いて歩こう。涙をこぼしながら」という歌詞も思い浮かびましたけれど、それもまた時には吉としましょう(笑)茶道を習い始めて半年ブルート通信の広告のご縁から、昨年、茶道に触れる機会がありました。講師の香川先生から、それぞれの動きには続きをみる

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