UFC on ESPN+104:オッズ/予想と展望

イズラエル・アデサニヤ 1.62
ナッソージン・イマボフ 2.36
シャラ・マゴメドフ 1.53
マイケル・ペイジ 2.45
セルゲイ・パブロビッチ 1.32
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 3.50
イード・ヌルマゴメドフ 1.62
ヴィニシウス・オリベイラ 2.36
ファレス・ジアム 2.24
マイク・デイビス 1.68
ムハンマド・ナイモフ 1.32
カーン・オフリ 3.50
シャミル・ガジエフ 1.27
トーマス・ピーターセン 3.95
テランス・マッキニー 1.66
ダミア・ハゾビック 4.70
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.43
マイラ・ブエノ・シウバ 2.90
ボグダン・グラッド 2.00
ルーカス・アレクサンダー 1.83
ハムディ・アブデルワハブ 1.89
ジャマール・ポーグス 1.93

2週間ぶりのUFCで、今週から4月12日のUFC314まで11週連続での開催となる。

2度目のサウジアラビア大会のメインは元王者アデサニヤの6年ぶりとなるノンタイトル戦。6年前はロバート・ウィテカーとのタイトルマッチが決まっていたが、当日にウィテカーが腸ヘルニアで欠場し、アンデウソンとのワンマッチに変更された試合。

アデサニヤは2023年9月にショーン・ストリックランドに敗れて王座から陥落。昨年8月には、ストリックランドから王座を獲得したドリカス・デュ・プレシのタイトルに挑戦し、3Rまでは互角の打撃戦を展開したものの、4Rにテイクダウンからリアネイキドチョークを決められて一本負けした。現在、2連敗中で1年10ヶ月勝ち星がない。

相手は中東ではホームに近いダゲスタン出身のイマボフ。ボクシング・コンバットサンボがバックボーンのストライカーで、現在3連勝中。ランキングは4位だったが、ハムザト・チマエフに抜かれて現在5位に。

来週のオーストラリア大会では、王者DDPがショーン・ストリックランド相手にリマッチを行う。次の挑戦者はこの試合の勝者か、昨年10月にロバート・ウィテカーを1Rチョークで破ったチマエフのどちらかになるのが濃厚。話題と新鮮味からいうとチマエフがリードしているので、2人はただ勝つだけではなく、インパクトがある勝利が必要となってくる。

お互いストライカー同士。アデサニヤは直近2戦でいずれも打撃で打ち負けていることが気にかかる。

アデサニヤ判定勝ち。

セミUFCデビューから4連勝中のシャラマゴと、Bellatorから鳴り物入りで移籍したマイケル・ペイジの対戦。

片目を失明しているため、コミッションのあるアメリカで試合の許可が降りないシャラマゴは、中東大会限定出場キャラとなっている。このまま勝ち上がって、中東でしか戦わない王者が誕生する可能性はあるのかどうか。

本来ウェルターのペイジはミドルで出場するが、階級を変更するわけではなく、上げるのは今回限定とのこと。昨年3月のUFC初戦はケビン・ホランド相手にテイクダウンされグラウンドで攻められるピンチを乗り越えて判定勝ちしたが、6月の2戦目は無敗(当時)のイアン・マシャド・ギャリーにバックを取られる展開で抜け出すことが出来ずに判定負け。Bellator時代に見せていた、インパクトのあるKO勝ちをUFCではまだ見せられていない(Bellator時代もけっこう凡戦が多かったが)。

この試合も両者ストライカー…というより寝技の穴が大きい者同士。ボクサーのシャラマゴに対し、トリッキーな打撃のMVP。打撃勝負になればKO決着は必至だと思われるが…。

シャラマゴ判定勝ちと予想。

第1試合にはレスリング五輪エジプト代表のアブデルワハブが2年半ぶりに復帰。2022年にキャリア3戦全勝全KOでUFCと契約したが、UFC初戦はテイクダウンしても押さえ込むだけで初の判定となり、スプリット判定勝ち。試合後に禁止薬物が検出されて、ノーコンテストに変更された上に2年の出場停止処分。その上、復帰目前の昨年7月には、再び検査に引っかかって、さらに半年の出場停止。UFC初戦は押さえ込むのみでその先の攻めがなかったが、2年以上のブランクからどこまで変わっているか。UFC2勝1敗のポーグス相手に、オッズでは僅差となっている。

第1試合開始は2月1日土曜日の23時から。メインカード5試合は午前2時に開始予定。

速報します。

タイトルとURLをコピーしました