PANCRASE316:第3試合・土肥潤 vs. 関原翔

バンタム級

大阪在住の土肥は5年ぶりの東京登場。前戦はDEEP&パンクラス大阪大会で稲垣組の三村亘に判定負け。

関原はアマMMA日本代表経験があり、昨年プロデビューすると、1年で3勝。最初の2戦は判定だったが、3戦目は1Rにパンチのラッシュで初のフィニッシュ勝利。ここまでは同じランクの相手との対戦だったが、4戦目で格上との対戦に。

間合いを詰める土肥。関原の左ハイをキャッチした。テイクダウン。関原ガードからニンジャチョーク。外れた。密着したままパウンドを入れる土肥。関原ケージに移動し立とうとするが立てない。背中を見せた関原からバックマウント。抜けられない関原。残り1分。腕十字に。しかし外して上をとった関原。パウンド。が、起き上がってタックルに入る土肥。四つで押し込む。ホーン。

1R三者土肥。

2R。土肥がジャブで出る。タックルへ。尻餅をつかせる。こらえて寝かされないようにしている関原からもぐって回転し上になる。またケージで立とうとする関原。バックに回る。正対して離れた関原だがすぐに土肥がまたテイクダウン。ケージで立つ土肥だがまだバックを取っている。そのまま引き込む。ホーン。

2R三者土肥。

3R。土肥シングルレッグでクラッチするとそのままもぐって上になりバックに回る。足のロックが外れたが土肥すぐにポジションを変えて上に。関原ケージで立とうとするが、またバックを取る土肥。こらえて肘を入れる関原だが土肥がまたもぐろうとする。こらえた関原が肘を入れる。またもぐろうとした土肥だがクラッチが外れた。放っることに成功した関原がパンチを打ち込む。額をカットしている土肥。スローなタックルだが、下から足を掴むとまたスイープして上に。上から押さえ込む土肥。タイムアップ。

判定29-28×2、30-27の3-0で土肥。

グラップリングの強さをまざまざと見せた土肥。関原はプロ初黒星。

タイトルとURLをコピーしました