【ACA107】テイクダウンよりも、バックテイクでバカエフがヒラマゴメドフに判定勝ち

<78.5ポンド契約/5分3R>
アブバカル・バガエフ(ロシア)
Def.3-0
ガジムラッド・ヒラマゴメドフ(ロシア)

左ミドルを入れたバガエフが、ヒラマゴメドフの前進をステップバックでかわて腹への蹴りをもう一発入れる。ローを蹴られてバランスを崩したヒラマゴメドフは起き上がり際にバガエフに組みつも、テイクダウンは奪えない。打撃戦のなかでローがヒラマゴメドフの急所にあたり試合が中断。再開後、ヒラマゴメドフが右ストレートを当てるが直後にバガエフの右ハイが顔面をかすめる。

右を返したヒラマゴメドフは左フックを続けたが、バガエフが組んでケージに押し込む。ダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックに回ったバガエフがヒザを腿に入れる。胸を合わすことができないヒラマゴメドフは、後方にエルボーも効果はない。残り5秒を切り正対したヒラマゴメドフが、逆にテイクダウンを狙ったところで初回が終わった。

2R、ヒラマゴメドフが右オーバーハンドを繰り出す。続いて右ストレートを2つ入れたヒラマゴメドフは、左フックから首相撲へ。離れてワンツーを放ったヒラマゴメドフだが、自らのステップインでバランスを崩す。バカエフはアナコンダに捕えるが、外してバックへ。後方からパンチを入れるバガエフは、横からのRNCもこれは極まらない。

バックに回り切ることなくRNCを仕掛けるバガエフだが、背中をマットにつけたヒラマゴメドフが防ぎ、ついには胸を合わせて立ち上がる。ケージに押し込まれながら、テイクダウンを防ぐヒラマゴメドフ──最後の15秒でダブルレッグで倒されラウンドを再び失った。

最終回、開始直後にワンツーを放ったヒラマゴメドフが、すぐにケージに押し込まれダブルレッグからバックを許す。正面に回って、足をコントロールするバガエフは背中を付けられるの嫌がるヒラマゴメドフのバックへ。胸を合わせても、右足をバガエフの両足で挟まれて立てないヒラマゴメドフが、ウィザードから立ち上がる。

ダブルレッグをスイッチで返そうとするが、力強いコントロールを続けるバガエフはついえヒラマゴメドフの背中をマットにつかせる。そのまま抑えきったバガエフが体重オーバーのヒラマゴメドフを判定で下した。


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