【Brave CF41】イクラム・アリスケロフ、デモンストレーションのような一方的展開でキムラ極める

<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
Def.3R1分48秒by キムラ・アームロック
デニス・チュルリン(ロシア)

最初の組みでテイクダウンからバックに回ったアリスケロフが、スクランブルでもボディロックで上を取り切る。チュルリンは胸を合わせつつ、顔を殴られながら立ち上がる。直後にアリスケロフがボディロックから、ベリートゥベリー気味にテイクダウンを奪いハーフからマウントを奪う。背中を向けたチュルリンは、ケージ際に移動しヒザをついて立ち上がろうとする。

後方からエルボーを入れたアリスケロフに対し、チュルリンが胸を合わせて立ち上がる──も、直後にダブルレッグでテイクダウンを許しクローズドガードを強いられる。そのままトップからボディ、顔面にパンチを落とすアリスケロフの一方的な展開で初回が終わった。

2R、チュルリンが右オーバーハンド、左ローを蹴り、アッパーを繰り出す。すぐにダブルレッグでテイクダウンを決めたアリスケロフは、ハーフで抑えてチュルリンの足を越えていく。サイドに回りクルスフィックスに捕えるも、チュルリンが腕を抜きつつスクランブルへ。すかさずバックに回ったアリスケロフがワンフックでパンチを打っていく。

立ち上がったチュルリン──いや、チュルリンを立ち上がらせたアリスケロフは、またもベリートゥベリー・スープレックスを決める。ここからバックを取り、太腿にヒザを入れるアリスケロフは、チュルリンにスイッチを許さず2Rも一方的にコントロールし続けた。

最終回、右フックから左ハイを見せたアリスケロフは、左の相打ちで打ち勝つが、打撃戦が続くとチュルリンがこの試合始めて優位な展開に。しかし、疲れが目立ち動きが落ちたチュルリンはダブルレッグでテイクダウンを許すと、ハーフからのキムラで頭を跨がれタップした。

バーレーン在住のロシアンは10勝目で、7つ目のフィニッシュ勝利を手にし「メインが素晴らしい試合になることを願っている。そして勝者に挑戦したい。僕がミドル級のベストだから」と話した。


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