UFC on ESPN+36:第12試合・ハムザト・チマエフ vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

7月のアブダビ大会で、試合1週間前に代役として急遽UFCデビューしたチマエフ。階級上のミドル級で2R一本勝ち。さらに10日後にも試合が組まれ、初参戦のリース・マッキーにマウントからのパウンドラッシュでKO勝ちして、UFC記録となる11日での2勝を達成している。そこからさらに2ヶ月未満で試合が組まれるというのも、本来ではかなり早いペースだが、勝った場合はさらにデミアン・マイアとの対戦が組まれることになっている。レスリングがバックボーンで、スウェーデン王者になっている。

チマエフの過去2戦はUFC最下層の相手だったので、2戦とも完勝ではあったがまだ実力が不透明。今回の相手ジェラルド・マーシャートはUFC6勝5敗のベテランで、チマエフの実力を図るにはちょうどいい相手。アグレッシブなグラップラーだが、簡単にポジションを取られることがあり、一本勝ちも多いが一本負けも多いマーシャートは、8月にエド・ハーマン戦が組まれていたが新型コロナウイルス陽性となり欠場。当初は延期されて先週対戦予定だったが、カードがバラされてそれぞれ別の相手と対戦することになった。

間合いを詰めていくチマエフ。ミドル。サークリングするマーシャートをケージ際まで追い詰めると右が顎を捕らえてマーシャート腰から崩れ落ちる!KO!

チマエフ、ワンパンKOで過去2試合以上の圧勝。まったく底を見せないままランカーとの対戦へ。

タイトルとURLをコピーしました