石井慧、『EMC 5』スチュアート・オースチン戦の不可解判定に異議申し立て

9.5『EMC 5』石井慧 vs. スチュアート・オースチン動画(2020年09月08日)

 こちらの続報。


【EMC】不可解判定に石井慧が異議申し立て=ドイツ(ゴング格闘技)
 2020年9月5日(日本時間6日)にドイツ・デュッセルドルフで開催された「Elite MMA Championship 5」で、「初代EMCヘビー級王座決定戦」に臨み、5R判定で敗れた石井慧が判定に不服。現地コミッションに異議を申し立てた。

──試合後、周囲の反応はいかがでしたか。

「ミルコ(・クロコップ)も判定にはすごく怒っていて、『これはコンプレイン(クレームを入れる)した方がいい』と言ってくれていて、コミッションに提訴することになりました。KSWの(マルティン・)レバンドフスキー代表も判定がおかしいと言っていましたし、EMCのプロモーターもコミッションにプロテストを行うそうです」

──目に見えないダメージ、というのは難しい。ケージレスリングでも、レフェリーは手を叩いて『動け』とうながしますが、アタックしているのは押し込んでコントロールしている石井選手の方で、その状況を打開して動かなければならないのはオースチンの方とも言えます。そこで相手が動くことで石井選手にとっても、次の展開が生まれると思いました。

「そうですね。それに……ケージの下のマットがビニールのようなマットで、最終ラウンドは汗ですごく滑ったんです。相手に背中を着かせてもコントロール出来ないくらいで」

──なるほど、それは映像では分かりにくい部分ですね。今後についてはどのように考えていますか。

「まずは、結果を待ちたいと思います。僕は大きな手術も経て、再起の一戦でした。ミルコのもとでいちから練習し、UFCのアレクサンダー・ラキッチ(UFC世界ライトヘビー級ランキング5位)ともクロアチア合宿を積んできました。ウスマンの試合も研究して試合に臨んで遂行した。……このジャッジは何なのか、今後の日本人選手の海外での試合が心配になるくらいの不可解なジャッジでした。今後の日本人選手のためにも、ここは引き下がらずに戦うつもりです」

 今後の日本人選手のためにも堂々と戦って欲しいところです。続きを読む・・・
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