まえだや@中目黒

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美味しいジンギスカンが食べたいから北海道へ。コロナ禍でそう簡単には行きにくいご時世ですが、都内でも本場以上に本格的で美味しいジンギスカンをいただけるのが中目黒にあるまえだやです。場所はニトリの裏手にある小道を入ってすぐ。気を抜いているとうっかり通り過ぎてしまうほどひっそりと佇んでいます。20人も入れば満席になるこじんまりとした店内。予約しないとまず入れないようなので注意くださいませ。
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郷に入っては郷に従え。まずは基本のコースを注文しました。一緒にいただくお酒はせっかくなのでジンギスカンらしいものを。なんとミルクチューハイがあるじゃないか。見た目はどこからどう見ても普通の牛乳。カルピスサワーのような甘さを思い浮かべていましたが、予想に反する甘くなさ。リアルに焼酎で牛乳で割ったもののようです。でもジンギスカンを食べるにはうってつけのお酒でしょう。
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酒の肴はザーサイ、キャベツとニンニク味噌で助走をつけるとついに羊メニュー・ラム肉の煮込みの登場です。煮込みと言えばモツが定番ですが、まさかラム肉を使うとは。。。これがクセがなくてアッサリした味わい。スープをいただくとじんわりとラムの旨味が滲み出てきます。
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続いて出てきたのはラムネギ塩。七輪でラムを軽く焼いてネギと一緒にいただきます。ラムを塩で食べるのは初めてですが臭みは全くなし。ラムの旨味をダイレクトに味わうにはタレよりも正統派の食べ方なのかもしれませんね。これも肉の鮮度がなせる業か。
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ラム肩ロースを挟んでコースのラストを飾るのは待望のジンギスカン。七輪が撤去されてジンギスカン専用?の中央が盛り上がった鉄鍋?鉄板がセッティングされます。ここに油を引いてタマネギやモヤシと一緒に肉を配置。きれいにカットされた野菜は真っ白、肉は赤身の赤と脂身の白のコントラスト。色味からしてもう美味しさが伝わってきます。

店長さんの丁寧な焼きに身を任せて、ちょうどいいタイミングでパクり。これこれこれ!やっぱりジンギスカンがベストオブ羊料理です。赤身と脂身のバランスが取れた肉からは良い意味で羊独特の香りと旨味が爆発。醤油ベースのサッパリしたタレが中和してくれるので食欲がまた加速します。コースのラストだと言うのに困ったものだ。。。
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お腹にまだ余裕がある。。。そんな人に絶対食べてほしいのが隠れた名品キーマカレー。どこか懐かしいスパイスが効いたルーはペースト状でかなり濃厚。ねっとりした食感が特徴的。これも羊肉って事か。そうは思えないほどカレーとして成立しています。
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そして締めはやっぱりデザート。よつ葉牛乳を使ったソフトクリームがいただけます。ジンギスカンで熱った舌をクールダウンしてくれる優しいお味。ミルクが濃厚ですが、後味がさっぱりしているのがうれしいじゃありませんか。最後まで堪能させていただきました。中目黒でいただく本場のジンギスカン。文句なしにオススメです。
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