PANCRASE318:展望

今年3回目となるパンクラスナンバーシリーズ開催。カードはこちら。

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2月のPANCRASE312は通常通り行われたが、3月の313は新型コロナウイルス拡散防止のための政府のイベント自粛要請により4月大会の314との昼夜興行に変更。しかしそれも緊急事態宣言により中止となり、5月31日の315も予定されていたがこれも中止。7月にようやく2回目の316が開催されたが、先月の317は選手に陽性反応が出て開始10分前に急遽中止が決定。

  • 312:2月
  • 313:3月→4月に延期→中止
  • 314:4月→中止
  • 315:5月→中止
  • 316:7月
  • 317:8月→中止

今回は直前の新型コロナウイルス検査は行うものの、感染が発覚しても他の選手に影響が出ないように、会場外で隔離した状態で行うとのこと。それでも万一のことを考え、パンクラス史上初の無観客での実施となる。また、減量に伴う水抜きにより選手の免疫力低下を防ぐため、リミットは1階級上とし、計量は試合当日に行われる。

メインはライト級暫定王座決定戦。もともと、パンクラスがONEと提携し、昨年10月のONE日本大会に王者久米が出場するということで組まれた暫定王座戦。サドゥロエフ・ソリホンが粕谷優介を2RKOし暫定王者となった。しかし12月にはソリホンのヤン坊との暫定王座防衛戦が決定。2月のPANCRASE312で行われることになった一方、年明けにパンクラスはONEとの提携を解消している。

2月の暫定王座防衛戦はソリホンが負傷欠場で試合6日前に中止。ソリホンは王座返上となり、タイトルに挑戦予定だったヤン坊と林源平が暫定王座を争う試合が3月の313にスライドして組まれた。

が、上記の通り3月大会は延期となり4月に、4月も延期となり5月に、5月も延期となり、最終的に今回の9月にスライドとなっている。その間、正王者の久米の試合は組まれなかったが、同日に行われるRIZIN.24に出場することになり、北岡との対戦が組まれている。

ヤン坊は昨年7月にパンクラス初参戦。1Rわずか1分34秒でネオブラ王者小林の意識を飛ばしてのKO勝ち。2ヶ月後にはタイトル挑戦経験のあるトム・サントス飛び級で試合が組まれ、これも1RでKO勝ちしてしまった。MMAのキャリアはまだ7戦で、6勝1敗はすべて1RでのKO決着。まだ底が見えない。

林もキック出場経験があるストライカー。ライト級から2階級上げてミドル級で王者クラスと対戦していたが、再びライト級に戻すと2連勝。

KO決着必至。

セミでは先月予定されていた中島 vs. 堀江のフェザー級挑戦者決定戦がスライドして行われる。

プレリム4試合は14時45分開始。その後のネオブラが15時半開始予定。メインカード7試合が17時開始~19時までの予定(ただし、予定時間通りに行くことはまれで、たいてい遅れる)。

当日はYouTubeで生中継されるが、配信終了後には見られなくなる。試合はおそらく後日YouTubeに再アップされる。

可能な限り、RIZINと両方視聴し速報します。

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