UFC253:セミファイナル・ドミニク・レイエス vs. ヤン・ブラホヴィッチ

ライトヘビー級王座決定戦。レイエス1位、ブラホヴィッチ3位。

ヘビー級に転向するJJが変更したタイトルを争う1戦。ここ10年間、タイトルと言えばJJ、JJが不祥事で欠場している間はコーミエが常にタイトルに絡んでいたが、30歳のレイエスとタイトル初挑戦のブラホヴィッチという、フレッシュな組み合わせに(ただし、ブラホヴィッチはJJよりも年上の37歳)。

レイエスは前回JJのタイトルに挑戦し、消極的なJJを打撃で上回って攻勢だったものの、スタンドレスリングでバックを取られる展開が響いての判定負けでMMA初黒星を喫した。

キックと柔術がバックボーンのブラホヴィッチは階級下から上げてきたチアゴ・サントスにはKO負けしたが、同じミドル級からの転向者・ロックホールドとジャカレイには勝利。前回はレスラーのコーリー・アンダーソンに1RKO勝ちし、タイトル挑戦圏内に。

ブラホヴィッチが出るところにレイエスの左がヒット。なおもじわじわ出るブラホヴィッチ。左ミドルが脇腹にヒット。パンチ連打で出るがレイエスブロッキングしながら下がってディフェンス。下がっていくレイエスを追いかけていくブラホヴィッチの展開で1R終了。

1Rブラホヴィッチ。レイエスは様子見か。

2R。ミドルをもらった脇腹が赤くなっているレイエス。下がらなくなった。ワンツーを打ち込むが届かず。逆にブラホヴィッチがワンツー。お互いヒット&アウェイ。ブラホヴィッチがパンチを打ち込む。ミドル、ローを入れつつ距離を取るレイエス。ブラホヴィッチは踏み込んでミドル。レイエスワンツー。ブラホヴィッチ3連打。さらに3連打。また出た。まっすぐ下がってもらったレイエス。打ち返すレイエスだが打ち合いで左がヒットし効いた!ぐらつくレイエスを追いかけるとよろけてダウンするレイエス。ブラホヴィッチパウンド!レフェリー止めた!

ブラホヴィッチがヨアンナに続くポーランド人2人目の王者に。レイエス、初めてのKO負け、タイトル戦連敗でまたも王座獲得ならず。

勝ったブラホヴィッチはジョン・ジョーンズに「待ってるからな」と対戦アピール。

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