【UFC253】1年10月振りのオクタゴンで完勝、民族レスリング王エスピーノ「ミノタウロの一言が……」

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【写真】ボディロックテイクダウンも、一度持ち上げて背中をつかせるというコーニッシュ・レスリングやグーレンを思わせる投げだった(C)Zuffa/UFC

27日(日・現地時間)に行われた「Adesanya vs Costa」で、TUF28 のフアン・エスピーノが、1年10カ月振りにオクタゴンに上がり、ジェフ・ヒューズをスカーフホールドで倒した。

カナリー相撲、コーニッシュ・レスリング、グーレン、クラッシュ、セネガル相撲で活躍した民族レスリング王が、試合直後のバーチャル会見で「僕はレベルが違う」と言い切った。


──2年近く実戦から離れていたけど、凄くシャープだったね。

「凄く調子は良かったよ。危険なストライカーだったから、しっかりと距離を取って戦うことができた。どんな戦いでも距離が大切だから、自分のパフォーマンスには満足しているよ」

──長い休養後だったけど、イージーファイトだった?

「ファイトはファイトだよ。イージーなんかじゃない。彼に何が起こったか分からないけど、タフな相手だしイージーファイトとは言いたくない。何だろうなぁ……きっと彼とはレベルが違ったんだ。僕にはもっと強い相手が必要だ」

──これだけの期間、試合ができなくてどのようにモチベーションを維持したのかい?

「生きるってタフなことだよ。毎朝、起きてからトレーニングに集中していた。しっかりできる時、そうでない時もある。でも、毎日ずっと練習してきた。それでも、ずっと試合ができなかった。でも、前回の試合後にミノタウロが『良い試合だった』と言ってくれたんだ。彼は僕のヒーローだった。あの一言が、僕にモチベーションを与えてくれたことは確かだよ。体調がバッチリでなくても、僕にとってUFCで戦うことは夢だったから、モチベーションは常に100パーセントだったよ」

──すぐに試合ができるとオクタゴンのなかで言っていたね。ダナ・ホワイトはそういうファイターがお気に入りだ。ダナからファイトアイランドで他のファイトのオファーはあったかい?

「ダナ、僕はここにいる。試合のチャンスを与えてくれ(笑)」

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