RIZINバンタム級GPでは修斗環太平洋王者石橋にKO勝ち・大塚に一本負けしたタハ。UFC初戦はフェザー級で判定負け、バンタム級に戻し2連勝したが、2戦目は禁止薬物が検出され、ノーコンテスト&出場停止1年が下った。前戦は柔術・レスリング南米王者のラオーニ・バルセロス相手に終始劣勢で、3Rにスタミナ切れしたバルセロスを追い上げ、結局判定負けしたが初のボーナス(ファイト・オブ・ザ・ナイト)を受賞している。
カザフスタンのモロゾフは1月にUFCデビュー。同じくUFCデビュー戦のウマー・ヌルマゴメドにテイクダウンを奪われ、打撃でも押され、最後はチョークで落とされ完敗。しかしこれはおそらく相手が強すぎた。
小柄だがぶっとい腕のタハ。モロゾフの左がヒット。タックルで飛び込んでボディロック。テイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。固めたまま肩パンチを落とす。パスを狙っていくモロゾフ。タハが潜ろうとするが止められる。ガードから足関を狙うがパウンドを打ち込まれる。膝十字・外ヒール・内ヒールと狙うがホーン。
1Rモロゾフ。
2R。モロゾフのパンチがヒット。タハ後退。しかしワンツーからローを返す。またロー。カットしていないモロゾフ。モロゾフタックル。尻クラッチからテイクダウン。寝かされないようにこらえるタハ。立ったがボディロックしているモロゾフ。足をかけられ倒されたがすぐ立つ。なおもバックを取っているモロゾフ。こらえているタハだがどんどん時間がなくなり残り1分。正対した瞬間に足をかけてテイクダウン。倒された瞬間にタハが亀になるが、モロゾフ瞬時にバックマウント。パウンド。亀で耐えるタハ。ホーン。
2Rモロゾフ。
3R。パンチで出るタハ。しかしモロゾフタックル。タハが倒された瞬間に亀から立つ動きを読んですぐにバックを取る。ボディロックするモロゾフ。またスタンドでバックに。正対しようとすると足をかけてテイクダウンを狙っていく。タハようやく正対。モロゾフ離れたと見せかけて即タックル。またボディロック。テイクダウン狙いから脇をくぐってバックに。残り1分で正対したタハ。モロゾフ離れた。タハがパンチで出るが下がってかわす。出てきたタハにバック肘。タイムアップ。
初戦はウマー・ヌルマゴメドフに完敗だったモロゾフだが、今回は完全に自分のページに持ち込み完勝。