ライト級。ともにUFC初戦で敗れて2戦目。
ガルシアは今年2月、試合6日前の緊急オファーのルイス・ペーニャ戦でUFCデビュー。MMAデビューからバンタムとフェザーで試合をしていたが、階級上のライト級でのオファーを受けた。しかし今回は準備期間があるにも関わらずライト級での試合となる。3月と8月にはフェザー級での試合オファーを受けていたのだが…。ペーニャ戦では3Rずっとペーニャにバックを取られる展開で一本負けを防ぐのが精一杯だった。
オンティベロスもまた、前戦は直前オファーによるUFCデビュー戦。こちらはずっとウェルター級で試合をしてきたが、昨年11月に試合2日前の代役でミドル級のケビン・ホランドと対戦。開始直後のパンチでホランドからフラッシュ気味のダウンを奪ったが、直後にテイクダウンされ、立ち上がりまた倒されたところで負傷がありレフェリーストップ負け。今回は逆に階級を落としてデビュー以来初のライト級となる。テコンドーの経験があり、試合でも変則的な蹴りを見せる。
飛び込んだガルシアにパンチから踵落としを放ったオンティベロス。効いたのかぐらついたガルシア。パンチを打ち込み倒したが、立たせるオンティベロス。パンチをヒットさせたガルシア。さらに出ていくが、オンティベロスが下がりながらの左フックでダウン奪取!しかしガルシアタックルに入りテイクダウン。オンティベロスガードを取る。ケージを使って立つオンティベロス。ブラウン肘を入れたが、またテイクダウンを取られる。クローズドガード。パウンドを入れていくガルシア。オンティベロスが下から蹴るが、足をサバいてパスし上四方に。肘を入れるとオンティベロスカット。残り10秒で強いパウンドを打ち込むガルシア。ホーン。
後半は完全にガルシアだが、前半の2ダウンを覆すほどのものではなく、オンティベロスのラウンドか。
2R。ガルシアのオーバーハンドの左がヒット。が、オンティベロスのパンチをもらい膝をつく。しかしガルシアそこからタックル。テイクダウン。ガルシアマウント。パウンド。効いてるオンティベロス。パウンドラッシュ。顔面にもらったオンティベロスを見てレフェリー止めた!
ガルシア逆転KO勝ち。オンティベロス、変則的な蹴りなど打撃は良かったが、テイクダウンディフェンスとグラウンドがサッパリ。
1Rのジャッジは三者ともガルシア支持。
#UFCVegas39 Official Scorecard: Steve Garcia vs Charlie Ontiveros
— UFC News (@UFCNews) 2021年10月9日
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明確なダウンであっても、その後すぐにリカバリーしていれば、そこまで大きな評価にはならないのかもしれない。