ライト級王座決定戦5分5R。パトリッキー1位、クイリー4位。
前王者でパトリッキーの弟パトリシオがタイトル返上したことにより、ワンマッチから王座決定戦に昇格した試合。パトリッキーはBellatorに初参戦してから10年。フェザー級で戦う弟に対し、ライト級で常にトップ戦線で戦い続けているが、タイトルには手が届いていない。2019年にはRIZINライト級GPに出場したが、決勝でトフィック・ムサエフに判定負け。今年5月のクイリーとの対戦では優勢に試合を進めていたが、カットによるTKO負け。ダイレクトリマッチが組まれた。
クイリーはBellatorアイルランド大会に地元枠で出ているレベルの選手だったが、3戦目に組まれたパトリッキー戦でまさかのアップセット勝利。しかしトップ相手はそのアクシデント的な勝利の1戦のみで、あとの2戦は同じ地元勢との試合で1勝1敗。マクレガーと同じSBGアイルランド所属。
リングアナのコールも聞こえないほどの大声援を送るアイルランドの観客。
カーフキックを蹴るクイリーにパトリッキーはボディブロー。左右のボディブローをい入れたパトリッキー。クイリーまたカーフキック。パトリッキー左右のフック連打から膝を入れた。手数でパトリッキーが上回る展開で残り1分。パトリッキーのパンチをブロックキングするクイリー。ゴング。
1Rパトリッキー。
2R開始早々にクイリーのアイポーク。けっこう長めの中断があり再開。間合いを詰めてパンチを入れるパトリッキーだがブロックしたクイリー。しかしパトリッキーの左がヒットしクイリーダウン!立ち上がるところを冷静にパンチを打ち込むパトリッキー。クイリーまたダウン。立ち上がるが、ケージ際で打たれたままになるクイリーを見てレフェリーストップ!
パトリッキー悲願の王座獲得。
セミとメインで地元勢が惨敗。