UFC on ESPN31:第7試合・マキ・ピトーロ vs. ドゥスコ・トドロヴィッチ

ミドル級。

UFC1勝4敗・現在3連敗中なのにリリースされずに済んでいるピトーロ。ミドル級では小柄で、最初はウェルター級で戦っていたが、減量による体調不良で欠場してからはまたミドルに戻している。前回は2Rまで打撃でリードしていたが、3Rにガス欠となり、アナコンダチョークで逆転一本負けを喫した。トドロヴィッチとは6月に対戦予定だったが、ピトーロが欠場し、トドロヴィッチは別の相手と対戦している。

OUTSEIDER出場経験もあるトドロヴィッチ(高橋義生にKO勝ち)。無敗でUFCと契約し、デビュー戦はパウンドでKO勝ちすると、2戦目は地上波ABCの初回放送枠の第1試合を任されたが、同じくUFC1勝1RKOのプナヘレ・ソリアーノにパンチでダウンを喫し、終始打撃で劣勢となり1RKO負け。前戦はピトーロの代役で10日前にUFCデビューが決まったグレゴリー・ホドリゲスと対戦。コンテンダーシリーズで敗れているホドリゲス相手に、前戦同様パンチをスウェーでかわそうとするがかわし切れずにもらう展開で判定負けした。

わざわざ組み直す程のカードでもない気がするが、図らずも負けたらリリーススペシャルになった。

打撃戦。トドロヴィッチワンツー。ピトーロの右がヒット。トドロヴィッチタックルへ。がぶったピトーロが引き込んでギロチン。胴締めして絞めるが外れた。インサイドから密着したまま肘を入れていくトドロヴィッチ。ハーフへ。ハーフのままクルスフィックスにしてパウンド連打。クォーターマウントになりパウンド連打。背中を向けて亀になったピトーロ。体が伸びて身動きが取れない体勢で強いパウンド連打を打ち込まれレフェリーストップ!

トドロヴィッチ、UFCデビュー戦以来の快勝。ピトーロは勝負をかけたギロチンを切られて、あとはなすすべなし。

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