那須川天心 vs. 武尊がついに発表も大晦日ではなく6月/武尊「6月までにどこかで一戦挟みたい」/那須川天心「大晦日は出ます。4月の試合も出ます」



 記者会見の予告もなく唐突に発表。結局『RIZIN.33』での対戦ではなく6月某日で会場未定。詳細は15時からK-1公式YouTubeチャンネルにて配信とのことなので、動画もまだありません。


◆榊原氏
 ありきたりな言葉ですが、世紀の一戦が決まりました。調整はここからです。試合の場はRISEさんでもK-1でもRIZINでもないです。新しい格闘技をイベントを立ち上げ、制作委員会を作り 私が総合プロデューサーの立場で作り上げます。
 体重は58kg、前日計量 翌日4kg戻りまでで、62kgで当日計量です。ルールはワンキャッチ・ワンアタック(=つかんでからの攻撃は1回)のキックルールです。レフェリー、ジャッジの基準も明確化します。できればラウンドごとに10-9とか見える化したいです。
 日時と会場は6月某日で、日本で一番インパクトとスケール感のある会場で最終調整します。


◆武尊
 中立の舞台じゃないと意味が無いと言っていて、中立なリングで実現するのがうれしいです。全ての気持ちを背負って、この試合、必ず勝ちます。
(天心をどう思っていたか)存在を恨んだ時期もありましたが、天心選手がいたからここまでやってこれたと思い、感謝の気持ちが大きいです。
(6月までに試合をする?)今年の大晦日に向けて追い込みと体作りをやってきて、他の相手が頭に浮かばないですけど、前回の試合やってから1年以上開いてしまうので、6月までにどこかで一戦挟みたいです。
(ルールと体重について)この体重に合わせ作りたいです。いつもやっているルールと違うので、半年かけて調整します。ラウンド数はこれから決まると思いますけど、この試合に判定とかドローという結果はいらないと思うので、延長無制限ラウンドでやりたいです。
(相手より優っている点、警戒している点)天心選手は素晴らしいファイターで、トップで、コンプリートファイターですが、気持ちで負けなければ絶対勝てると体現してきました。気持ちでは絶対的に自信があります。
(年齢的にラストマッチになるか?)いつもそのつもりで上がっていて、1回でも負けたら引退する気持ちです。年齢的にと言われますけど、今が一番強いです。
(この一戦決定までに譲れなかった点)中立な舞台というのは譲れなくて、K-1やファイターが批判されていましたが、これで無くなると思いますし、格闘技界が大きくなるきっかけになると思います。

◆那須川天心
 クリスマスイブに発表できてうれしいです。最高のクリスマスプレゼントを渡せたと思います。昔からやりたかった試合ですし、団体同士の色々があってできないのが続いたんですけど、中立な立場でできることうれしいです。
 4月でキックボクシング引退のはずでしたけど、この試合のために6月に延ばすことで、格闘技を好きな人にはうれしいと思います。何だよと思う人もいると思いますし、ボクシングやテレビの関係者に申し訳ない気持ちもありますが、最後のけじめとして勝ってキックボクシングを引退しようと思います。
(武尊をどう思っていたか?)ワンピースとナルトみたいに交わらないと…、違うか、ディズニーとユニバの世界が2つあったのが交わるというか、別の世界で作ってきたのがやっと交わるという感じです。
(大晦日は出る?)大晦日は出ます。4月の試合も出ます。言った以上格闘家として男としてやらないといけないことなので、そこから(武尊との)試合を迎えます。
(相手より優っている点、警戒している点)一発があって、圧力はあるんですけど、そこはしっかり対策します。優っている分はいっぱいあるんですけど、マインドですかね。深くは聞かないでください(笑)。

 「日本で一番インパクトとスケール感のある会場」となると東京ドームですかね。元々今年の6月の東京ドームで対戦予定だったのが武尊の右拳負傷で暗礁に乗り上げたのが1年延期で実現ということか。

 天心は2試合、武尊は1試合挟むことになりそうですが、ここでまたどちらかが負傷して…ということにならなければいいのですが。

 あと天心の大晦日の対戦相手は…あまり期待しない方が良いでしょうね。続きを読む・・・
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