デイナ・ホワイト「フランシス・ガヌーよ、契約やボクシングのことを考えるよりも今はシリル・ガーン戦に集中しろ」(2022年01月21日)
こちらの続報。
Francis Ngannou reacts to Dana White not putting belt around his waist, skipping UFC 270 press conference (@DamonMartin) https://t.co/2efDATKakZ pic.twitter.com/x1SfaoCnjU
— MMAFighting.com (@MMAFighting) January 23, 2022
『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でシリル・ガーンに判定勝ちしヘビー級王座を統一したフランシス・ガヌーの腰にベルトを巻いたのはデイナ・ホワイトではなくマッチメーカーのミック・メイナードでした。この前のフライ級タイトルマッチではデイナ・ホワイトがデイヴィソン・フィゲイレドにベルトを巻いていることを考えても違和感がありました。しかもデイナ・ホワイトは試合後会見も欠席しています。両者は現在契約でモメていることを隠してないので色々と勘ぐられています。
この件についてフランシス・ガヌーが以下のコメント。
「(デイナがベルトを巻かなかったことを尋ねられ)分からないね。どういうことか彼に聞いてくれよ。それについては何もしちゃいない。彼らの決めたことだったのだと思う。俺もその件について聞いてみたいね」続きを読む・・・
「(記者会見も欠席したことを尋ねられ)ワオ、OK、そのことも聞いてないよ」
「この会社における自分の将来について長い間悩んでいた。だから何も変わっちゃいない。俺はまだ同じポジションにいる。UFCに行くことが多いから、選択肢を全て使い切ったようなもんだ」
「金だけの問題じゃない。もちろんそのこともあるが、契約期間に納得できないんだ。フェアだとは思えない。自分がフリーマンだと感じない。良い扱いを受けている気がしない。こんなことを言わなきゃいけない状態なのは残念だが、少なくとも誰もが自分にとって何がベストなのかを主張する権利を持つべきだと思う」
「結局のところ、俺たちはこの仕事に多くの労力を費やしている。それを実現するために体にも多くの負担を掛けている。だからこそ、少なくともフェアで堂々とした取引をすることが出来るんだ」
「この3年間で3試合しかしていない。これはどういうことか? 1年に1回ペースなのか? だから、何も不思議なことではない。何もイライラしていない。自分自身と自分の決断に平穏を保っている」
「俺はUFCに残留し、リスペクトされるために契約を結ぶ意志を表明してきた。というのも、ある時点で僕はリスペクトされていなかったからだ。デイナ・ホワイトはこの契約を成立させるためにもっと短い時間で済ませることもできたのに、権力の座にあぐらをかいてみんなをイライラさせ、俺もイライラさせ、やる気を失わせてしまった」
「俺は子供のころからこのスポーツをすることが夢だったわけじゃない。やってて楽しかったから始めてみた。すると、ある時点でそれが面白くなく、イライラしていることに気付くようになった。それは俺の心をかき乱す。それでも集中力を維持しようとしているけどね。ただこのスポーツについてだけ考えて、周りには何も考えずに済むよう上手くいくことを願っているよ」