アレクサンダー・ヴォルコフ 2.05
トム・アスピナル 1.80
アーノルド・アレン 1.87
ダン・フッカー 1.95
パディ・ピンブレット 1.17
カズラ・バーガス 5.35
グンナー・ネルソン 1.20
佐藤天 4.75
モリー・マッキャン 1.71
ルアナ・カロリーナ 2.20
ジェイ・ハーバート 5.25
イリア・トプリア 1.17
マイク・グランディ 2.11
マクワン・アミルカーニ 2.60
シャミル・アブドゥラヒモフ 3.45
セルゲイ・パブロビッチ 1.32
ニキータ・クリロフ 1.50
ポール・クレイグ 2.70
ジャック・ショア 1.95
ディムール・ヴァリエフ 1.87
コーリー・マッケナ 1.38
エリス・リード 3.15
ムハマド・モカエフ 1.26
コーディ・ダーデン 3.90
コロナ以降、2019年9月のデンマーク大会以来のヨーロッパ開催となるロンドン大会。ロンドンでの開催は2019年3月以来3年ぶり。2020年3月に予定されていたロンドン大会は、コロナによって初めて中止となったイベントだった。
メインのロシア在住・ヴォルコフはロシアのウクライナ侵攻によりイギリス入国が危ぶまれたが、無事カード変更なしで実現。とはいえ、相手は地元のアスピナルということで、普段にもましてアウェイの環境での試合となる。UFCでは8勝3敗。極真出身で、2mの長身から繰り出す蹴りが主体のスタイル。UFCでのKO負けは、終盤にパンチでダウンを奪われパウンドで失神したデリック・ルイス戦のみ。
アスピナルはボクシングヘビー級王者タイソン・フューリーのスパーリングパートナーも務めるストライカーで、UFCで4試合連続KO勝利。まだ底を見せていない。2Rにもつれたのもアルロフスキー戦のみで、他はすべて1R前半でのKO勝ち。
オッズは若干アスピナル優勢だが、UFCではまだ当たったことないスタイルの選手が相手だけに、これまでのように打撃で押せるかはわからない。勝つとしたら序盤から距離を詰めてのラッシュか。
ヴォルコフ判定勝ち。
セミにはUFCデビューから8連勝しているアーノルド・アレンが登場。8連勝もしているが、前回まではランカーとの対戦がなく、なかなかチャンスが与えられていない。8戦全て3Rまで持ち込んでいる(一本勝ちが2試合、あとは判定勝ち)。UFCではKO勝ちはないが、キックの経験もあり、ここ4試合は打撃でリードしての勝利。
相手はライト級のランカーで、再びフェザー級に落とすダン・フッカー。フェザー級時代は日沖をKOするなどの活躍もあったが、勝ったり負けたりの中堅クラスにとどまっていた。それがライト級に上げて減量苦から開放されてからは覚醒し、トップ5ランカーまで来た。しかし、タイトル挑戦目前でポイエー、チャンドラー、マカチェフに完敗。限界を感じたのか、またフェザー級に戻すが、吉と出るか凶と出るか。
セミ前にはUFC2戦目となるピンブレットが登場。まだ若く、自信に溢れた言動で、「リバプールのマクレガー」とも呼ばれるが、UFC初戦は1勝1敗の相手にKO勝ちで、まだ実力は明らかになっていない。今回の相手バーガスもUFC1勝2敗。UFCがじっくり育てようとしているように見える。
メインカードでは佐藤天が久々の復帰戦を行う。UFCでなかなか試合が組まれず、契約が切れて他団体への出場が決まりそうになっていたが、土壇場でUFCとの再契約が決まった。クラウディオ・シウバの欠場に伴い、準備期間2週間で元ランカーのグンナー・ネルソン戦が決定。
ネルソンは2年半の長期欠場明け。空手+グラップリングのスタイルで、UFCでの8勝中一本勝ちが7回。ここ2戦はレオン・エドワーズとギルバート・バーンズに連敗中。元トップ10ランカーで、UFC2勝2敗の佐藤にとっては大きなチャンスだが、オッズでは大幅なアンダードッグ。
第1試合開始は20日午前2時(19日26時)。速報します。