デメトリアス・ジョンソン「UFCはフライ級の選手にPPVボーナスを支払ったことはない」「ブランドン・モレノはデイヴィソン・フィゲイレドとの4戦目に拘らない方がいい」

MMA
デイヴィソン・フィゲイレド「ブランドン・モレノはレイシストで一線を越えてきたから4度目の対戦はやりたくない」→モレノ「俺と対戦したくないだけだろ」(2022年04月06日)

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 ONE Championship 10周年記念大会『ONE X』で行われたミックスルールマッチでロッタン・ジットムアンノンに2Rリアネイキッドチョークで勝利したデメトリアス・ジョンソンが以下のコメント。

「この勝利がフライ級王座再挑戦に繋がるとは思ってない。タイトルマッチの前に何試合かすることになると思う。前回アドリアーノ・モラエスと対戦した時にもっと我慢強く戦っていれば、あの右アッパーや膝蹴りは貰わなかったと思うけど、もし若松佑弥のような遠距離戦をしていたら、おそらくイエローカードが出されてファイトマネーを10%没収されてただろう。だから、なかなかアプローチしづらい試合ではあるけど、次にその機会があったら最後の機会になるかもしれないので、その時のために万全の準備をしておきたいと思う。『次のタイトルショットが欲しいし、準備はできている!』と言っていたのに、結局負けてしまって、次のチャンスが無くなったということにならないようにしたい。あと2試合ぐらい挟めば良かったのにということの無いようにしたい」

「デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノもそうだ。なぜ4戦目をやろうとする? モレノはアレッシャンドリ・パントージャやカイ・カラ・フランスとやるべきだ。別の相手と対戦して勢いを取り戻し、新鮮な気持ちで臨んで欲しい」

「誰もがタイトルを追いかけようとしているが止めておいた方が良い。タイトルは、それに相応しいなら、道がそこに続くなら、自然にやってくる。ただ道を走ろうとして、同じ障害にぶつからないで欲しい。他の選手と戦うことで新たな発見があるかもしれないし、その障害に近づいたときに『ああ、今回はやり方が分かった。この2~3年見てきたこととは違う』と思うはずだ。違うことをするべきだが、それを実践しているのは僕だけだ」

「ブランドン・モレノはフィゲイレドと対戦しても、カイ・カラ・フランスと対戦しても、ファイトマネーは同じだと思う。彼らはPPVボーナスを貰っていない。UFCはフライ級ファイターにPPVボーナスを支払ったことはないので、80万件売ってるようなふりをしないで欲しい」

「モレノがカイ・カラ・フランスやパントージャと戦えば 出場給と勝利ボーナスで25万ドルぐらいは稼げるだろう。そしてエスカレーター式に、もう1試合戦ってさらに25万ドル、合計50万ドル稼いで、今度はタイトルマッチで3万ドルのスポンサー(Venum)収入を得てから、タイトルマッチ前の再契約を拒否してからベルトを獲ったら、その瞬間にはいいポジションに居られる。だから、まずはお金を稼ぐために戦う方がいい。結局、それが僕らの仕事だし、それからタイトルを狙っても遅くはない」
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