UFC273:第9試合・マッケンジー・ダーン vs. ティーシャ・トーレス

女子ストロー級。ダーン5位、トーレス7位。

柔術世界王者のダーンは前回初のメインでマリーナ・ホドリゲスと対戦。勝てばタイトル挑戦もあり得るポジションだったが、一度テイクダウンを奪えた場面では圧倒したものの、ホドリゲスが組ませないことに徹底すると攻め手がなくなり判定負け。連勝が4度止まった。寝技は圧倒的だが、まだ打撃はまだそこで勝負できるほどの実力がない。

トーレスはUFC6勝1敗から4連敗(連敗の相手はアンドラジ・ヨアンナ・ウェイリーの元及びのちの王者とマリーナ・ホドリゲス)の後、現在3連勝中。空手・テコンドーがバックボーンのストライカーだが、13勝のうちKO勝ちが1回、一本勝ちが1回で、あとは全部判定。打撃のヒット数で判定勝ちするスタイル。

距離を取るトーレス。組みついていくダーンだが引き剥がされる。組みついていくダーンだが、トーレスが脇を差して逆にボディロック。放したトーレス。間合いを詰めるダーンだがトーレス組ませないように距離を取る。ステップしながら打撃を入れるトーレス。ダーンもパンチを出していくが、ヒット数ではトーレス。前蹴りで近寄らせない。ホーン。

1Rトーレス

2R。ケージまで押し込んだダーンが引き込み三角狙い。倒されずに耐えるトーレス。キムラに切り替えた。スタンディングのまま極めに行く。倒れ込んで極めを狙ったが外れた。しかし下からバラトプラッタを狙う。防いでいるトーレス。放して足関へ。膝十字!足を絡めてディフェンスするトーレス。今度はアンクルに移行するが浅いか。肘、パウンドを打ち込むダーン。ホーン。

2Rダーン。

3R。パンチで出るダーン。トーレスがサイドキックで距離を取ろうとするが、前蹴りをキャッチしたダーン。テイクダウンを狙うがこらえるトーレス。軸足を刈って倒したが、すぐに下から蹴り離して立ったトーレス。距離を取って打撃を入れ続け手数を稼ぐ。スリップダウンしたダーンだがトーレス付き合わない。残り1分。ダーンが最後に出たところでタックルへ。こらえてパンチを入れるダーン。倒され際に上を取ったダーンだがタイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでダーン勝利。

3R、ヒット数ではトーレスだったが…。

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