UFC on ESPN+29:第7試合・リッキー・シモン vs. レイ・ボーグ

バンタム級

レスリングがバックボーンのシモンはUFCデビューから3連勝しランキングにも入ったが、40歳にして復帰したユライア・フェイバーとの対戦が組まれると、序盤にパンチでダウンし鉄槌連打をまとめられKO負け。前戦はランカーのロブ・フォントにテイクダウンをしても立たれる展開で判定負けで連敗中。

フライ級でタイトル挑戦したこともあるボーグだが、バンタム級に上げた初戦で体重オーバー。フライ級でも2度体重オーバーする失態があり、試合後にInstagramで「次に体重オーバーしたら引退する」と宣言していた。が、今年2月の試合でまたも体重オーバー。しかし引退はせず。さすがに今回は強制的にバンタム級に上げさせられている。タックルからのテイクダウン→コントロールが武器。

パンチを打ち込むシモン。連打を入れたがボーグの右がヒット。シモンタックル。切れずに下になったボーグ。スペースを作ってパウンドを入れるシモン。もらったがそのスキに立つボーグ。すぐにバックを取りテイクダウンを狙うシモンだがボーグこらえて正対。またタックルに入るとボーグギロチンで引き込む。しかし決まらず。放して立った。ボーグの左がヒットするが単発。シモンがボディ、顔面に連打を入れる。出てきたボーグに組み付いたシモンが投げて膝をつかせるとバックに。ボーグ立つがケツに膝を入れていくシモン。正対したところでシングルレッグに切り替えてテイクダウン。肩固めをセットするがケージ際で位置が悪い。残り時間わずか。シモンパウンド。ホーン。

1Rシモン。

2R。ボーグ前に出てジャブを突く。ワンツー。プレッシャーを強めてきた。パンチからタックルに入ったが切られた。入れ替えたシモンがパンチを打ち込んでボーグがガードしたところでタックルに切り替えテイクダウン。ハーフで寝かせたがケージで立つボーグ。シモンワンツー。ボーグバック肘。ワンツー。ボディ・顔面に打ち込む。飛び込もうとするボーグにジャブがヒット。シモンタックルへ。切られた。ボーグも連打を入れたがシモンがシングルレッグから脇をくぐりバックに回る。スクランブルで逃げようとしたボーグだがついていく。立って正対するボーグ。またバックを取られるとスクランブルで逃れたボーグ。ボーグの右がヒット。シモンは効いてないとアピール。さらにパンチを入れるボーグ。ホーン。

2Rもシモン。

3R。ボーグがパンチを入れるがシモン連打を返す。シモンタックル。テイクダウン。サイドで完全に押さえ込んだ。亀になるボーグ。しかし反転して上を取り返した。が、タックルで倒してさらに上になるシモン。ボーグはバックを取らせて立ち、ケージ際で正対。シモンすぐシングルレッグ。倒せずパンチを入れて離れた。ボーグが左のトリプルを打ち込む。左ハイ。時間がない。両者飛び膝。ボーグワンツーを入れる。シモンは笑って挑発。ボーグここに来てパンチをまとめていくが、タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでシモン勝利。ボーグは素直にシモンの勝利を称える。3Rはボーグだが割れる要素はなかったように思えた。

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